驚いた。野党が弱すぎて閉塞感漂う政界に殴り込みらしい。


 ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏と前兵庫県明石市長の泉房穂参院議員が、新たな政治団体(地域政党)の設立を、27日に東京都選挙管理委員会に届け出ていた。


 名称は「ひろゆき&いずみ新党(仮)」。正式な党名は公募し、今年10月に公約とともに発表する。来春の統一地方選で東京都内の11の区長選に候補者を擁立するほか、他の道府県の知事選や政令市長選にも挑戦する。統一選で成功事例をつくった後、再来年の都知事選や参院選、次の衆院選を目指すシナリオも描いているという。


 唐突感があるが、泉議員は2024年2月の日刊ゲンダイのインタビューで、政権交代への壮大なプランを披露し、「国民の生活を救う『救民内閣』が必要」と力説していた。新党立ち上げの狙いについて、泉議員を電話で直撃すると、いつものマシンガントークで熱っぽく語り出した。


「新党ではなく大同団結を目指していたが、衆院選で自民が圧勝し、各党自民にすり寄ってばかり。大同団結路線は難しくなった。ひろゆき氏とは市長時代に少子化対策をテーマにした共著を出していて気が合う。明石市でやれた子ども政策を全国にということで、2年前くらいから新党の話をしていた。既存の政治家に対するアレルギーは強い。

古い政治を終わらせて国民の方を向いた本気の新しい政治、約束を守る政治が基本コンセプト」


■統一戦は「構図」次第


 この動きを選挙のプロはどう見るか。元自民党事務局長で「選挙・政治アドバイザー」の久米晃氏は辛口評だ。


「選挙で大事なのはテーマ設定。国民が振り向くような実現可能なテーマを作れるかどうかです。知名度頼みだと、最初に出てきた時ではなく、消えた時の『石丸現象』になってしまうんじゃないか」


 一方、ある選挙プランナーは首長選については「意外と侮れない」とこう話す。


「2人とも人気の旬は過ぎていると思うが、高齢多選の現職に対し、比較的若くて一定程度の能力や外見力もある候補者が立って一騎打ちになれば、ジャイアントキリングが起きる可能性はある。構図次第です」


 新党結成が一部で報じられた後、ひろゆき氏の妻が自身のXへの投稿で「騙し討ちにあった気分」と激怒していたことが話題になった。ひろゆき氏自身の出馬もあるのか。


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 ひろゆき氏の突然の“政治デビュー”に対し、ネット上では驚きの声が続々。【もっと読む】『ひろゆきの地域政党設立宣言に《左翼になってもうた》 ネットの指摘に長年のウオッチャーが見解』で詳しく報じている。


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