GACKT(53)が主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「ブラックトリック~裁きを操る弁護人~」の視聴率が振るわない。 


 初回の平均視聴率は世帯6.2%、個人3.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)。

第2話では4.7%(2.8%)に急落し、3日に放送された第3話も4.6%(2.8%)だった。初回から2週続けて数字を落とし、世帯4%台に沈んでしまった。


 GACKTにとっては地上波連続ドラマ初主演。役柄は弁護士と1級建築士の二刀流で、嘘を操って悪を裁く異色の主人公・浦真鷲直人。浮世離れした本人のキャラクターを生かした役どころで、前評判では話題となっていた。それでも初回の物珍しさを継続視聴につなげることはできなかったか。スポーツ紙芸能記者の話。


「連ドラは脚本や共演者との芝居を含め、毎週見たいと思わせなければならない。“GACKTを一度見てみたい”という需要だけでは数字は持ちません」


 もっともGACKTのイメージを揺さぶりかねない材料は、ドラマの数字だけではない。過去の“投資騒動”だ。GACKTがコアメンバーとして参加した暗号資産SPINDLEは、一部で「GACKTコイン」と呼ばれ、約220億円を集めたと報じられたが、上場後に価格が暴落。本人は後に、自身も出資して損失を被り、売り抜けた事実はないと説明しているが、現在も過去の経緯が一部メディアで蒸し返されることがある。


 一方、そんなGACKTの“代表作”とも言えるのが、毎年、正月に放送される「芸能人格付けチェック」(テレビ朝日系)だ。GACKTは高級ワインや一流の演奏を見抜き、連勝を重ねる「一流芸能人」。2026年正月版終了時点で個人87連勝の“絶対王者”だ。


「格付けはGACKTにとって最大のテレビ資産です。ただ、ドラマの不振や暗号資産の問題が改めて注目されれば、“一流”との落差が皮肉として消費されてしまうリスクがあります」(同前)


 しかも、今回のドラマ主演には複雑な事情があったようだ。8月1日配信の「現代ビジネス」が報じたところによれば、当初、同ドラマは、山下智久(41)への主演オファーが想定されていたという。その後、Snow Manの佐久間大介(34)にも話が持ち込まれ、最終的に出演を見送ったという。中居正広氏を巡る問題以降、フジテレビへの出演に慎重になる芸能事務所が増える中、結局、プロデューサーの熱意に押される形で、GACKTが引き受けたという。


 本人も主演決定時、「今年はドラマをやる予定は1本しかなかった」が、「縁というのは不思議なもので、気づけば月9の主演をやることになった」と明かしている。窮地のフジに手を差し伸べた“男気出演”だったというわけだ。


 しかし、このまま低空飛行が続けば「一流芸能人」の看板にも傷がついてしまう可能性は拭えず、救世主になるはずが、“出演損”にもなりかねない。今後、挽回できるかが注目される。


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 今夏のフジテレビのドラマは総崩れの様相を呈しているようだ。関連記事【もっと読む】フジテレビ夏ドラマ総崩れ危機! GACKT“月9”も「低評価&GP帯視聴率低迷」で問われる局の立て直し…では、その惨状について伝えている。


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