おろし金は見た目では劣化が分かりにくいため、買い替えのタイミングに迷う人もいるのではないでしょうか。
大根やショウガが滑りやすくなったり、以前よりおろすのに力が必要になったりした場合は、切れ味が低下しているサインかもしれません。
そこで、おろし金の切れ味が落ちたサインや買い替えの目安について、総合刃物メーカーの貝印株式会社に聞いてみました。
食材が滑る、おろすのに力が必要なら切れ味低下のサイン
貝印株式会社によると、おろし金の切れ味が落ちたサインには、以前よりおろすのに強い力が必要になる、食材が滑ってなかなか削れない、おろす時間が長くなるといった使用感の変化があるそうです。
※写真はイメージ
また、仕上がりが粗くなったり、水分ばかり出て食材がうまくおろせなかったりする時も、おろし面の性能が低下している可能性があります。
以前に比べておろしにくくなった場合は、状態を確認してみましょう。
目詰まりや汚れでおろしにくくなることも
おろしにくさの原因は、必ずしも切れ味の低下だけではありません。
おろし目に食材の繊維が詰まっていたり、乾いた汚れや油分が残っていたりすると、食材が引っ掛かりにくくなることがあります。
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特に、ショウガやニンニクなど繊維質の多い食材を使った後は、目詰まりが起こりやすいそうです。
まずはブラシなどでおろし目の汚れをやさしく取り除き、洗浄後に使いやすさが戻るか確認するとよいでしょう。
素材によって劣化の仕方は異なる
おろし金の寿命や劣化の仕方は、以下のように素材によって異なります。
・ステンレス製:サビにくく丈夫で、日常使いに適している。
・セラミック製:切れ味を保ちやすいが、衝撃で欠けたり割れたりする恐れがある。
・樹脂製:軽量で扱いやすいが、おろし面が摩耗すると切れ味が低下しやすい。
素材にかかわらず長く使うには、使用後に付着した食材をしっかり洗い流し、水分をよく乾かしてから保管するとよいでしょう。
硬い食材や強い洗浄は避ける
おろし面に負担をかける使い方を避けることも大切です。
冷凍食材のように硬いものを無理におろすと、摩耗や変形につながるおそれがあります。
必要以上に強い力をかけないようにしましょう。
また、金属たわしや研磨剤入りスポンジで強くこするのも禁物です。
おろし金を洗う時はやわらかいスポンジやブラシを使い、おろし目に詰まった食材をやさしく取り除いてください。
また、ほかの金属製調理器具と重ねずに保管すると、傷みを防ぎやすくなります。
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正しいお手入れでおろし金を長持ちさせよう
おろし金は、買い替えを検討する前に、まず洗浄やお手入れで使用感が改善するかを確認することが大切です。
それでも食材が滑る、削れない、仕上がりが粗いといった状態が続く場合は、買い替えを検討しましょう。
[文・取材/ブリジア 構成/grapeフード編集部]









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