日本政府観光局(JNTO)が7月15日に発表した訪日外客統計によると、2026年6月の訪日韓国人数は78万7,100人でした。

また、観光庁が同日に発表したインバウンド消費動向調査によると、2026年4-6月期の訪日韓国人旅行消費額は2,589億円となっています。

本記事では、韓国市場のインバウンド動向について解説します。

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    目次

  • 訪日韓国人客数最新データ:6月は78.7万人
  • 訪日韓国人消費額最新データ:4-6月期2,589億円
    • 一人当たり消費額は9万9,542円

訪日韓国人客数最新データ:6月は78.7万人

日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客統計によると、2026年6月の訪日韓国人数は78万7,100人で、前年同月(72万9,860人)から7.8%増加しました。

6月の訪日韓国人数は78.7万人、上半期は前年比18.6%増で堅調な伸び:韓国市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日韓国人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日韓国人客数2025年と2026年の比較:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成

2026年上半期(1~6月)の累計は567万5,100人となり、前年同期(478万3,598人)から18.6%増加しました。上半期は、すべての月で前年を上回る訪日客数を記録しています。

この背景には、地方路線の増便や新規就航による航空路線の充実化があると考えられます。大韓航空は、2026年夏ダイヤ期間中に小松~仁川線、新潟~仁川線(いずれも週3便から週7便)、青森~仁川線(週3便から週5便)、岡山~仁川線(週3便から週4便)を増便しました。

このほかにも、神戸空港では中国便欠航分の発着枠を活用し、アシアナ航空、チェジュ航空、ジンエアー、エアロKがチャーター便を運航しています。

2月には旧正月(ソルラル)が5連休となり訪日客数を伸ばしましたが、韓国には9月にも秋夕(チュソク)と呼ばれる連休が存在します。2026年は4連休となるため、ここでも訪日韓国人客数の増加が期待できます。

下半期もこのまま好調に推移すれば、2026年の昨年の訪日韓国人客数も前年を上回ると考えられます。

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6月の訪日韓国人数は78.7万人、上半期は前年比18.6%増で堅調な伸び:韓国市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日韓国人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成
▲訪日韓国人客数の推移:日本政府観光局(JNTO)訪日外客統計より訪日ラボ作成[RegistrationWall]

訪日韓国人消費額最新データ:4-6月期2,589億円

続いて、観光庁が発表しているインバウンド消費動向調査です。

2026年4-6月期の訪日韓国人旅行消費額は2,589億円で、2025年同期比12.2%増となりました。訪日客数同様に、好調な推移を見せています。
6月の訪日韓国人数は78.7万人、上半期は前年比18.6%増で堅調な伸び:韓国市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日韓国人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日韓国人旅行消費額2025年と2026年の比較:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

一人当たり消費額は9万9,542円

1人当たり消費額を見てみましょう。

2026年4-6月期の訪日韓国人の1人当たり消費額(全目的)は、9万9,542円(前年同期比2.3%減)でした。

全市場の1人当たり消費額(24万4,457円)と比較すると、14万4,915円少なくなっています。

韓国は、日本との地理的距離の近さから平均泊数が短く、消費額も低くなる傾向にあります。実際に、2026年4-6月期の平均泊数は3.6泊(前年同期比0.1泊減)で、全市場の平均泊数8.7泊よりも5.1泊短くなっています。

1人当たり消費額の構成を見ると、最も大きな割合を占めたのは宿泊費で3万890円でした。次いで買物代が2万8,650円、飲食費が2万7,993円、交通費が7,727円、娯楽等サービス費が3,926円となっています。

6月の訪日韓国人数は78.7万人、上半期は前年比18.6%増で堅調な伸び:韓国市場の最新インバウンドデータを徹底解説【2026年上半期】
▲訪日韓国人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成
▲訪日韓国人の1人当たり消費額:観光庁 インバウンド消費動向調査より訪日ラボ作成

5つの費目のうち、買物代は前年同期より増加したものの、そのほかは前年同期より減少しました。特に宿泊費は、前年同期から約7,200円減少しています。これには、直近の円安ウォン高傾向も関連すると考えられます。

訪日客数が好調に推移していることから、全体の消費額の伸びには期待ができる一方で、1人当たり消費額の推移や訪日韓国人の消費トレンドについては、今後も注目する必要がありそうです。

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以上、韓国の最新インバウンドデータを解説しました。訪日ラボでは、韓国のインバウンド動向に関する情報を日々発信していますので、ぜひご覧ください。

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※本記事では、以下のデータを用いて記事内容・グラフを作成しています。

  • 観光庁:訪日外国人消費動向調査およびインバウンド消費動向調査(※1人当たり消費額は全目的で算出、速報値を含む)
  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計(※速報値を含む)

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<参照>

  • 日本政府観光局(JNTO):訪日外客統計
  • 観光庁:インバウンド消費動向調査
  • 神戸市:国際チャーター便のフライト時刻表

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