これまで筆者は4万点以上のコスメを試してきました。しかし、購入時は「絶対使う」と思ったコスメでも、いつの間にか出番が減ってしまったものもあります。
特に40代以降は、以前似合っていた色がしっくりこなくなったり、流行しているコスメを使っても違和感を覚えたりすることも。

コスメ4万点を試した美容ライターの失敗談「買ったのに使わなく...の画像はこちら >>
コスメとの相性は人それぞれですが、今回は筆者自身の経験をもとに、「買ったのに使わなくなりやすいコスメ」「そうなりやすい買い方」の特徴を紹介します。

店頭で試してない、または手に塗っただけ

買ったのに使わなくなる理由で多いのが、実際に肌にのせてみると「思っていた雰囲気と違った」というケースです。

SNSや口コミで見るととても素敵だったのに、自分の肌にのせると顔色がくすんで見えたり、思った以上に派手に感じたりすることがあります。

5年前、10年前と比べると、最近はパーソナルカラーを参考にしながら、自分に似合う色を選ぶ人も増えました。似合う色を知ることは、コスメ選びの失敗を減らすひとつの方法です。ただ、それだけで必ず似合うとは限りません。

例えば、オンラインで購入した場合、画面上と実際の色が違って見えることがあります。また、年齢とともに肌の明るさや質感、顔全体の印象は少しずつ変化します。そのため、以前似合っていた色でも、今の自分にはしっくりこないことがあります。

さらに、色だけではなく質感も重要です。同じ色でも、マット・ツヤ・パール感など仕上がりによって印象は大きく変わります。実際に使ってみると「自分の肌にはなじまない」「顔立ちの雰囲気と合わない」と感じることも。


失敗を減らすには、可能であれば店頭で実際に肌にのせて、色だけでなく質感や顔全体の印象を確認することがおすすめです。また、店内は照明の影響を受けているので、できれば自然光の下での仕上がりをチェックしてから購入するのが理想です。

また、その際は手の甲などで試すのではなく、実際に塗る場所で試してみることが大切です。

コスメ4万点を試した美容ライターの失敗談「買ったのに使わなくなるコスメ」の特徴
コスメ選び


単品だけ冒険しすぎて、浮いてしまった

単体ではとても魅力的なのに、なぜか出番が少なくなるコスメもあります。理由は、手持ちのコスメやファッションとの組み合わせが難しいからです。

例えば、素敵だと思って購入したアイシャドウも、合わせるリップや服が限られると、特別な日にしか使わなくなってしまうことがあります。コスメは単体の美しさだけでなく、自分の日常に取り入れやすいかも大切なポイントです。

インフルエンサーやSNSを見て衝動買い

 意外と多い失敗なのが、憧れだけで選んでしまったコスメです。たとえば、憧れの人が使っているから、SNSで話題になっているからといった理由で選んだコスメ。

コスメ4万点を試した美容ライターの失敗談「買ったのに使わなくなるコスメ」の特徴
コスメ選び
 メイクもマンネリ化してしまうことがあるので、時には冒険も必要です。けれど、誰かにとって素敵でよく似合うコスメであっても、自分にもそうであるとは限りません。

 実際のところ筆者も憧れで買ったコスメは手にしたときの高揚感に反して、似合わなかった、使いこなせなかったときの失望感が大きかったと感じています。

失敗を経験した今は、そのコスメが本当に自分に似合うか、日常で使いやすいか、使ってみたときの自分を想像して判断しています。

 また、憧れを抱いたコスメはつい衝動買いしてしまう傾向にあるので、1日置いてもう一度冷静に必要なコスメかどうか自分に問いかけるようにしています。


自分の顔や年齢には合わなかった

購入前に想像していた仕上がりと、実際に使った時の印象が違うこともよくあります。例えば、ツヤ肌を期待して購入したベースメイクが、自分の肌ではテカリに見えてしまうなど。

上品な発色を期待したアイシャドウが、思った以上に華やかで普段使いしにくかったり、逆に地味でかえって自分の印象を損ねてしまったり。

メイクは欠点を隠すためだけではなく、自分の魅力を引き出すもの。だからこそ、塗ったことで疲れて見えたり、違和感が出たりしないかを確認することも大切です。

使用感にストレスがあった

どんなに仕上がりが気に入っても、使うたびにストレスを感じるコスメは、次第に手が伸びなくなります。

例えば、時間が経つと乾燥やくすみが気になる、崩れやすい、使う工程が面倒、テクニックが必要など。毎日使うコスメほど、使いやすさも重要です。

40代以降は、「素敵に見えるもの」よりも「自分を素敵に見せてくれるもの」を選ぶことが大切です。流行や憧れだけで選ぶのではなく、今の自分の魅力を引き出してくれるコスメを選ぶことで、毎日の美容はもっと楽しくなるかもしれません。

<文/遠藤幸子>

【遠藤幸子】
美容ライター/エイジング美容研究家 スキンケアアンチエイジング両アドバイザーの資格を保持。Webを中心に美容に関するコラムを寄稿するほか、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インフォマーシャル、広告などにも出演。Instagram:@sachikoendo_
編集部おすすめ