見上愛と上坂樹里W主演の連続テレビ小説『風、薫る』(NHK)で、筒井道隆演じる病院長・多田重太郎が最初、悪役的雰囲気をまとっていた。

 院長室の椅子に固定されたかのような、不動の存在感。
威厳。管理を徹底する院内ガバナンス。主人公たちに立ちふさがる、大きな壁となっていたが、本当は心優しい一面も持ち合わせた人だった。

 1990年代、トレンディ俳優時代の筒井道隆は、心優しい人物を演じることが多かった。多田重太郎役は、長いキャリアの変化の中で、筒井から新たな魅力を引き出している。 “イケメン研究家”加賀谷健が解説する。

横柄な態度だった医師たち


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