元AKB48でタレント、実業家として活動する板野友美さん(35)。

プロ野球選手・高橋奎二投手との間に生まれた長女の子育てについても積極的に発信し、もちろん応援の声も多いのですが、最近では一挙手一投足がたびたび物議を醸しています。


8月20~9月3日頃の約2週間で、燃えること4件。なぜこんなに騒動が起きるのでしょうか?

2週間で4回燃えた――板野友美がホテル側の回答でまたピンチ。...の画像はこちら >>

渦中の「脱衣所での撮影」、ホテル側は「許可していない」

今まさに渦中にあるのが、板野さんが9月3日に公式YouTubeチャンネルに載せた、ザ・リッツ・カールトン日光でのセレブ家族旅行の動画。その中に、大浴場の脱衣所で娘の髪を乾かすなどのシーンがあり、《他人が裸になる場所でカメラを回すか?》と批判が殺到しました。

動画の概要欄には「ホテルの特別な許可を得て撮影しました」と書いてあり、9月5日に板野さん自身もその旨をXで周知。ところが女性自身と週刊女性PRIMEがホテル側に取材したところ、「館内全般への撮影は許可したが、脱衣所等の撮影許可はしていない」との回答だったのです(9月7日公開の記事)。

つまり、ホテル側は「一般常識で、脱衣所は撮影NG」と思っていたのに、板野さんはその常識を持っていなかったと。当初から《許可以前に、そもそも脱衣所で撮るなんて非常識》という批判がありましたが、そのマナー感覚のスレ違いだったようです。7日時点で、板野さん側からの再反論は出ていません。

以下、最近立て続けに起きた炎上を簡単に挙げておくと――。

素敵な黒ワンピが、「葬」の1文字で叩かれた

8月26日には、自身が手掛けるブランド「Rosy luce」の新作である黒いワンピースを、「冠婚葬祭にも着れる」として自身のインスタグラムで紹介していました。たしかに喪服のように黒一色ではあるものの、裾部分にはチュールのフリルがあしらわれていることから、《こんな服着て葬儀になんて行けるわけがない》、《非常識すぎる》という指摘が相次ぎました。

板野さんはその後、文言を「冠婚祭」へと修正。しかし一般に「冠婚祭」という単語はないので、「一文字抜けばいいってものじゃないのに」とこれまた批判を浴びる形となりました。

2週間で4回燃えた――板野友美がホテル側の回答でまたピンチ。“炎上ママタレ女王”として辻希美に取ってかわった理由
素敵な黒ワンピだけど、確かに葬儀には無理…(板野友美Instagramより)

「うちの子、基本が英語なのね」

また、8月26日にABEMAで配信された番組『すーぱーのびしろたいむ by 今日、好きになりました。』では、こう発言した板野さん。


「うちの子どもがインターナショナルスクールに行ってて、基本が英語なのね。私のお手伝いさんも海外の方で英語だから、娘が英語主軸になってて」。

日本語も学ばせるため塾に通わせているものの、「(娘が)ジャパニーズのスクール嫌だって言っててどうしようって」。

この切り抜き動画がSNSで拡散されると、《英語を習わせても日本語おぼつかないのは本末転倒》《お嬢様アピールがきつい》などと炎上。
冒頭のリッツ滞在動画もそうですが、庶民の反感を買うに決まっているお金持ちアピールを、あえてやる意図が謎です。

また8月20日には、娘とキッザニアを訪れた動画を、わざわざ「大号泣」と題して自身のYouTubeチャンネルに公開。慣れない環境で娘が泣いてしまったり、板野さんから日本語で問いかけられても黙り込んでしまったりする場面が、物議を醸しました。

自ら燃料を投下している? と思うぐらいに…

今年2月には、新居である東京の一等地の高級賃貸マンション(220平米、家賃200万円超)を、すみずみまで公開。自宅を事務所として使う節税対策のために賃貸暮らしをしていると告白して、これも当然ながら物議を醸しました。

2週間で4回燃えた――板野友美がホテル側の回答でまたピンチ。“炎上ママタレ女王”として辻希美に取ってかわった理由
家賃200万円の新居のルームツアーも(板野友美YouTubeチャンネル「友chube」のサムネイルより)
子育てしながら精力的に仕事を頑張っている板野さんですが、仕事が火種になってしまうことも。

例えば、今年4月には、自身がプロデュースしているアイドルグループ「RoLuANGEL(ロールエンジェル)」のレッスン動画が話題に。板野さんがメンバーに具体的なアドバイスをすることなく、「必死さとか気持ちが何も伝わってこない」などと厳しく叱責する様子について、《プロデューサーなのに何をどう直せばいいのか教えていない》《「ちゃんみな」とは大違い》と疑問視する声が続出しました。

しかしこの動画、板野さんが自身のYouTubeチャンネルに「【売れない理由】板野友美が激怒して急遽リハーサルが中止になりました」と題してアップしているのです。
前述のキッザニア「大号泣」動画もそうですが、もはや、自ら燃料投下してる?と思うほど。

辻希美に替わって“炎上ママタレ枠”の女王に

なぜ、こんなに全方位的に燃えてしまうのでしょう?

ママタレ、教育熱心な母親、ファッションブランドのディレクター、アイドルプロデューサー、セレブなライフスタイルーーと様々な面を見せている板野さんですが、それぞれに知識、マナー、教養が求められるもの。それらが伴っていない隙や粗さが、目につきやすいからではないでしょうか。

本人は単に自分の仕事や生活を発信しているだけでも、受け手には虚構の「理想の母親」「憧れの女性像」をアピールしているように映る。そのチグハグさが、反感を買いやすい一因なのかもしれません。

もちろん、教育やライフスタイルは各家庭の自由ですが、最近の板野さんは何かを発信するたびに、“待ってました”とばかり批判が起きてしまいます。
かつて辻希美さんが一手に引き受けていた、何をしても叩かれる“炎上ママタレ枠”が板野さんに取って代わられたかのように見えます。

ひとたび“叩いていい人”枠に入ると…

今では芸能界屈指の大人気ママタレとなっている辻さんも、数年前までは“炎上ママタレ”の代表格でした。ブログに掲載した料理から子どもとの外出、服装まで、何を発信しても叩かれていましたよね。

2週間で4回燃えた――板野友美がホテル側の回答でまたピンチ。“炎上ママタレ女王”として辻希美に取ってかわった理由
『杉浦家、7人生活スタートです。』(辻希美著、2025年、講談社)。今や5児のママとして尊敬の対象に
あまりにも些細なことまで「炎上」としてニュースになったことから、一部アンチによる批判をネットニュースが取り上げることで増幅される「ファントム炎上」ではないかと言われていました。

つまり途中からは、「問題のあることをしたから辻希美が叩かれる」のではなく、「辻希美だから問題点を探される」という順序に逆転していたとも考えられます。

この現象が今は板野さんにも起き始めているのではないでしょうか。

一度「常識とズレている」「自慢が多い」といったイメージが形成されると、見る側もそれを裏付ける材料を探すようになります。本来なら流される程度の言動でも、「また板野友美がやった」と注目されるようになるのです。


そしてかつて辻さんを叩いていた層が、辻さんでは叩けなくなってしまったために、板野さんを次のターゲットにしている。「板野友美なら叩いてもいい」というような空気が醸成され始めているような気がしてなりません。

SNS時代は、いつも炎上クイーンを求めている

もちろん、私生活を公開し、それを仕事や商品販売にもつなげている以上、板野さんの発信が批評されること自体は避けられないでしょう。

ブランド経営者の商品説明がおかしければ指摘されても仕方ないし、子どもをどこまでSNSに登場させるかについて意見が出ることもあります。

しかし、「この発言はおかしい」という批判と、「だから人としてダメ」という人格攻撃は別物でしょう。

板野さんは「すべて持っている人」に見えるのも事実。その炎上は、本人の脇の甘さや、“炎上ママタレ枠”の変化に加えて、嫉妬・羨望・嘲笑・見下しを増幅するSNSとの相性も関係していそうです。

<文/エタノール純子>

【エタノール純子】
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中
編集部おすすめ