いつもは座れる電車なのに、その日は優先席までいっぱい。

妊娠中だったRさん(神奈川県・30代女性)は、諦めて立っていようと思った。

けれど、その時――。

<Rさんからのおたより>

第3子を妊娠中の仕事帰り、毎日同じ駅から同じ時間に電車に乗って、乗りる駅も一緒のおじいさんがいました。

あれは、なんとなくお腹がでてるかな? くらいの時期のことです。いつもなら座れる電車の車内が混んでる日がありました。

優先席も満席で諦めて立っていようかと思ったら、後ろからおじいさんが......。

照れくさそうに片手をあげて

「誰か代わってやれよ!」

そう声をかけてくださったのです。

するとすぐに席を代わってくださる方がいて、無事に最寄駅まで到着。電車を降りておじいさんにお礼を言うと、照れ臭そうに片手をあげて去って行きました。

産休に入る最終日にもう一度お礼をと思いましたが、私が帰るのが遅くなって同じ電車に乗れず、お礼を伝えることができませんでした。

あの時お腹にいた子が無事産まれて、半年になります。

つわりもひどく、貧血もあってフラフラ状態で働き、上の子のお世話もあり、限界に近かった私を助けてくださり、ありがとうございました。

身体も心も助かりました!


【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。

そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」、あるいは「どんなもんだい!」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

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