アメリカのオクラホマ州で、ある家族が妊娠中の野良猫の面倒を見ていた。するとかわいらしい5匹の子猫が誕生した。
なんとその中にには、1匹の野生のウサギの赤ちゃんが紛れ込んでいたのだ。
母猫はこのウサギを拒絶することなく、実の子猫たちと分け隔てなく一緒に母乳を与え、献身的に育てている。母猫の母性は天井しらずなのだ。
民家の玄関ポーチに迷い込んできた妊娠中の母猫
アメリカ中南部にあるオクラホマ州ビアンで、キャシー・プライスさんの家の玄関のすぐ前にある屋根のついたポーチに、1匹のサビ猫が現れた。
このサビ猫は非常に人懐っこく、以前は人に飼われていた様子だったという。
動物好きなプライスさん一家は過去にも野良猫を保護しており、今回もこのサビ猫のお世話をすることにした。
まもなくプライスさんはサビ猫が妊娠していることに気づき、タオルを敷いた箱を用意した。
そうして2026年5月25日、アメリカの戦没者追悼記念日であるメモリアルデーに、サビ猫は3匹の茶トラ柄の子猫と2匹のグレーの子猫、合計5匹の子猫を出産した。
5匹が6匹に!野生のウサギの赤ちゃんが合流
出産から数日後、プライスさんの夫が箱の中の子猫たちを見ながら「猫は何匹子猫を産んだんだ?」と尋ねた。
「5匹よ」とブライスさんが答えると「6匹いるぞ」と言う。
プライズさんは夫の冗談かと思いながらも子猫たちを確認したところ、確かに6匹いるではないか!だが、母猫が新たに1匹生んだわけでも、プライスさんの勘違いでもなかった。
6匹目は、なんと野ウサギの赤ちゃんだったのだ。
ウサギの赤ちゃんがどうやって母猫と子猫たちのために用意した箱の中に紛れ込んだのか、その理由はわかっていない。
種の違いを気にせず我が子同然に育てる母猫
母猫は、ウサギの赤ちゃんに違和感を持つことなく、我が子同然にお世話をしている。
ウサギの赤ちゃんにも母乳を与え、他の子猫たちと分け隔てなく育てているのだ。
現在、5匹の子猫と1匹のウサギの赤ちゃんは、母猫の献身的な愛情のもとですくすくと健康に育っている。
ウサギの赤ちゃんは元気に飛び跳ねるまで成長した。
プライスさん一家は高速道路の近くに住んでいるため、安全に飼育することが難しくなる。家にはすでに保護した後飼っている猫もいる。
そのため、子猫たちがある程度成長したら、母猫と子猫全員に新しいずっとの家族を探す予定だという。
ウサギの赤ちゃんは、自力で生きていける大きさまで成長した段階で自然に帰す予定だそうだ。
もしかしたら捨てられたかもしれない母猫が、安心できる永遠の家を見つけられることをプライスさんは強く願っている。
異種の赤ちゃんも育てる母猫の母性
今回のウサギに限らず、猫は他の猫が産んだ子はもちろん、子犬やネズミ、リスなど、母親のいない別の動物の赤ちゃんを我が子のように受け入れることがある。
母体の体内では妊娠から分娩にかけて、母親と子どもの間の愛着関係を形成する上で重要なオキシトシンと呼ばれるホルモンの濃度が上昇していく。
出産直後の猫は、このホルモンの影響で母性本能がピークに達しており、種の違いに関わらず、目の前にいる弱い存在を無条件で保護しようとする傾向が強くなると言われている。
異種の動物の子を我が子のように育てるのは、猫に限らず、母犬や鳥類の母鳥でも確認されているね。











