アメリカのカリフォルニア州で車両火災が起きた。現場で消火活動にあたっていた消防士の元に近づいてきたのは1羽の鳩(ハト)だ。
火災の煙を吸い込んで苦しんでいることがわかった消防隊員は、すぐに動物用の小さな酸素吸入器のマスクを顔にあてた。
鳩は回復し、空へ飛び去っていったという。
カリフォルニア州南部では消防隊員が火災現場から猫4匹を救出した事例もあり、小さな命を救う行動に多くの称賛が寄せられている。
車両火災現場で鳩が隊員に助けを求める
2026年7月14日の夕方、カリフォルニア州オークランドで車両火災が発生し、 オークランド消防署の第29消防隊の隊員たちが消火活動を行った。
消火活動を終えた直後、隊員の元に1羽の鳩(ハト)が近づいてきたという。
鳩は車両火災によって発生した煙を吸い込んだようで、呼吸が苦しい状態だった。
鳩の顔に酸素マスクをあてて救命活動を行う
消防隊員は、すぐに鳩の顔に小さなマスクをあてて酸素を与えた。適切な処置により回復した鳩は、すぐに自力で空へと飛び去っていった。
危機に瀕した鳩が、この人なら助けてくれると、自ら消防隊員に助けを求めてやってきたのだとしたら驚くべきことだし、知能の高い鳩ならありえなくもない。
オークランド消防署の公式Instagramで公開された動画はすぐに拡散され話題となった。
動画を見た人々からは、「我々の税金が動物の救助に使われるなら喜んで払い続ける」と、消防隊員を称賛するコメントが多く寄せられている。
また、「我々は無意識のうちに鳩をペット化したんだ。だから鳩たちは、助けを求めて人間のところにやってくるんだ」、 「鳩は毎日人間を観察していて、人間のことを良く知ってるんだ」、「鳩と人間には絆があるんだよ」という声も上がった。
火災現場で苦しんでいる動物を救う消防隊員に賞賛の声
アメリカの消防隊員は、現場に小型の酸素吸入マスクを携帯している部隊もある。
動物が心肺停止状態の時は、乳幼児に行われる心肺蘇生法を施し、命を救うために最大限の努力をする。
カリフォルニア州南部で、2026年6月にアパート火災が発生した際、消防隊員らは、アパートから4匹の猫を救い出した。
4匹の猫は煙を吸い込み危険な状態にあり、うち3匹は呼吸が止まっている状態だった。
消防隊員と地元の保安官代理が酸素マスクと心肺蘇生法を用いて処置を行ったことで、4匹の猫はすべて回復した。
自分たちの活動する現場で苦しんでいるものがいたら、それが動物でも助ける。そんな消防員たちに賞賛の声が上がっている。











