街路樹に偽装した警察官、スマホのながら運転を6時間で74件摘発(アメリカ)
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 運転中のスマホ操作は、重大な事故につながる非常に危険な行為だ。

 アメリカのニュージャージー州ダネレン警察署は、この「ながら運転」を減らすため、警察官が全身を緑で覆うギリースーツを着込み、街路樹に完全にカモフラージュして運転手たちを観察している姿を公開した。

 その後、私服警官による取り締まりを実施した結果、わずか6時間で74人もの違反者が摘発された。

 警察はドライバーたちへ、画面ではなく道路から目を離さないよう強く訴えかけている。

街路樹に同化するギリースーツを身にまとった警察官

 ニュージャージー州ダネレンの街の路上に、見慣れない「低木」が出現した。

 軍隊の狙撃手などが着用するギリースーツ(周囲の植物に溶け込むための迷彩服)に身を包み、双眼鏡を覗き込んでいるのはダネレン警察署の警察官だ。

 周囲の風景に完全にカモフラージュしているため、普通に通過していたら見逃してしまいそうになる。

 もし運転中にスマートフォンを操作して下を向いていたら、この不自然な植物の存在に気がつくことはないだろう。

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危険運転を防止するための注意喚起の一環

 ダネレン警察署がこのような奇抜な姿を披露したのは、地域社会の関心を惹きつけ、脇見運転防止の意識を高めるためだ。

 現場となった場所は交通量が多く、歩行者の往来も激しい場所である。

 警察官たちは以前から、このエリアでスマートフォンを見ながら運転する危険なドライバーを多数目撃していた。

 そこで、あえて街路樹に偽装する姿をSNSで公開し、「バレないつもりでも、しっかりバレてますよ」と、ユーモアを交えて市民に注意喚起を行ったのだ。

私服警官による集中取り締まりで74人を摘発

 2026年7月29日、警察官たちは私服に着替え、本格的な集中取り締まりを実施した。

 その結果、わずか6時間という短い間に74人ものドライバーが脇見運転で摘発された。

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 多くの人が、運転中にもかかわらずスマートフォンを見ていたことが明らかとなった。

 一瞬の油断が、歩行者を巻き込む重大な事故につながる危険性をはらんでいる。 

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画面から目を離して運転に集中することの重要性

 ニュージャージー州では、運転中の携帯電話の禁止するハンズフリー法[https://nj.gov/]が定められている。

 運転中は携帯電話や電子機器を手で持って話す、文字入力する、画面を見るなどの行為がすべて違法となり、通話する際はイヤホンやBluetoothなどのハンズフリー装置の使用を義務付けるもものだ。

 この法律に違反した場合、初回でも200ドル(約3万1500円)の罰金が科せられる。

 さらに違反を繰り返す常習者には最高600ドル(9万4600円)の罰金が科せられ、 3回の違反で最大90日間の免許停止処分を受ける可能性もある。

 ダネレン警察署は「テキストメッセージや通知の確認は後回しにできる。画面ではなく道路から目を離さないでほしい」と強く呼びかけている。

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