宇宙探査機や望遠鏡に感情移入してしまう人なら、このキットは見逃せない。ずばり私のことだ。
レゴがNASAとヨーロッパ宇宙機関の監修を受けて作ったハッブル宇宙望遠鏡の新製品を、2026年8月1日に発売した。
レゴはこれまでにも何度かハッブルを商品にしてきたが、今回のものは超本格的だ。
1,252個のブロックからなる全長38cmの新モデルはこれまでで最大のもので、外壁のパネルを取り外すと、光を集める主鏡と副鏡、観測装置を収めた計器室までがしっかり再現されているのだ。
宇宙の真の姿を教えてくれたハッブル宇宙望遠鏡
ハッブル宇宙望遠鏡は、1990年4月にスペースシャトル「ディスカバリー」に載せられて宇宙へ運ばれ、地上から約600kmの高さで地球の軌道を周回している。
地上の望遠鏡は空気のゆらぎに邪魔されて星の姿がぼやけてしまうが、ハッブルは大気の外にいるため、遠くの星や銀河をくっきりととらえられる。
星が生まれる現場をとらえた「創造の柱」や、渦を巻く子持ち銀河の画像は、我々に宇宙の真の姿とすばらしさを教えてくれた。
今度は我々がハッブル宇宙望遠鏡そのものを観察する番だ。
NASAとヨーロッパ宇宙機関の監修を受けて新たに発売されたのが「レゴ アイコン ハッブル宇宙望遠鏡」である。
ハッブルの内部構造まで作れる35分の1サイズ
レゴはこれまでにも何度かハッブルを商品にしてきたが、どれも外観をなぞったもので、望遠鏡の中身までには至っていなかった。
今回のモデルは、外壁のパネルを取り外すことが可能だ。
中から現れるのは、星の光を集める主鏡と副鏡、そして観測装置を収めた計器室である。望遠鏡の先端にあるシャッターも開き、内側の副鏡をのぞける。
ハッブルの働きを支える中身を、実際に手で組み立てられるレゴのハッブルは今回が初めてになる。
全長38cmとこれまでで最も大きく、実物のハッブルのおよそ35分の1にあたる。
主鏡も観測装置もNASA監修で忠実に再現
このモデルは、NASAとヨーロッパ宇宙機関の担当者が制作に加わり、内側の構造も外側の細部も実物どおりになるよう監修している。
組み立て説明書によれば、モデルのそれぞれの部分が、宇宙の新しい姿を明らかにしてきた実際の装置に対応しているという。
鏡と観測装置はもちろん、望遠鏡の向きを保つジャイロスコープ、星や銀河からの光を主鏡へ導く筒、通信用のアンテナ、そして2枚の太陽電池パネルも組み込まれている。
太陽電池パネルとアンテナは角度を変えられる。
レゴが再現したのは、2009年の修理を終えた現在のハッブルの姿だ。
ハッブルは当初15年の運用予定で設計されたが、宇宙飛行士が修理できるようにも作られていた。
そのおかげで打ち上げ直後に見つかった主鏡の欠陥も直され、5回にわたる修理と機器の交換を経て、今も観測を続け、我々に新たな発見を伝えてくれている。
35年以上働き続けてきたハッブルを家の中で存分に堪能することができるのだ。
完成したハッブルは、専用のスタンドに飾れる。
スタンドには5回の修理ミッションの日付などを記した情報プレートが付き、さらに半透明のパーツが3つ組み込まれている。
プリントされているのは、わし星雲の「創造の柱」、子持ち銀河、そして死にゆく星がガスを吹き出す蝶々星雲という、ハッブルの代表作3枚である。
付属する宇宙飛行士のミニフィギュアは、修理ミッションで実際に使われた船外活動用の宇宙服を着ている。
背中の生命維持装置には、ハッブル打ち上げ35周年を祝うNASAのロゴが描かれている。
商品の詳細
- 商品名:レゴ アイコン ハッブル宇宙望遠鏡(11382)
- ピース数:1,252
- サイズ:高さ約32cm、長さ約38cm
- 価格:21,980円(税込み)
- 対象年齢:18歳以上
- 発売日:2026年8月1日
レゴ公式オンラインショップ[https://www.lego.com/ja-jp/product/hubble-space-telescope-11382]や店舗、楽天などの通販で販売中だ。
References: NASA’s Hubble Joins LEGO’s Icons Collection[https://science.nasa.gov/mission/hubble/impacts-and-benefits/hubbles-cultural-impact/nasas-hubble-joins-legos-icons-collection/] / ハッブル宇宙望遠鏡 11382 | LEGO® Icons |レゴ®ストア公式オンラインショップJPで購入[https://www.lego.com/ja-jp/product/hubble-space-telescope-11382]











