ひょんなことから、長距離トラックで東京にきてしまった、黒猫ルドルフ。土地のボス猫と出会い、このイッパイアッテナとの愉快なノラ猫生活がはじまった……。
小さな黒猫の成長劇は、児童文学でありながら、大人になった今の心にこそ響く物語です。タイトルの『イッパイアッテナ』の意味を知る頃には、これはただの迷子猫の漫画ではなく、社会を生き抜くための知恵の物語であることに気づくでしょう。 街で見かける野良猫の姿が、少し違って見えてくるはずです。
岐阜の家ネコ、東京で野良になる
主人公のルドルフは、飼い主のリエちゃんから、たっぷり愛情を注がれてぬくぬくと育った黒猫です-
(5500)
-
(5569)
-
(5502)
-
(5503)
しかし、実はルドルフは大きな幸運に恵まれてもいました。この「イッパイアッテナ」が、ルドルフにとっての最高の「師匠」になっていくのです。
名前の数は人間関係の数
「ルドルフはどこかとてつもなく遠いところから来たのでは?」そう考えたイッパイアッテナはルドルフの面倒を見てくれるように。ごはんをもらう場所や方法、警戒すべきポイントなど、野良猫として生きるためのスキルを惜しみなく教えてくれます。
-
(5504) -
(5505)
いつしか2匹は、サバイバル術以外の話もするようになっていました。イッパイアッテナは、魚屋では「デカ」、ある家では「トラ」と、思い思いの名前で呼ばれています。
-
(5506)
大切な居場所へ通じる道
いつしか1人で行動できるようになったルドルフに、金物屋の猫・ブッチーが、イッパイアッテナの武勇伝を教えてくれます。その戦い方は、ルドルフの考えとはかけ離れたものでした。-
(5507)
温室育ちの家猫だったのに、ケンカの勝ち方の話になると悪びれもせず「目を狙えば?」というルドルフのピュアな効率論とのギャップも楽しいシーンです。
このあと、ブッチーが明かすイッパイアッテナの秘密。それは過酷な野良猫ライフを生き抜くカギでもあり、ルドルフが「おうち」へ帰るための希望にもなりそうです。
ある日突然、強制的に世界がひらけてしまったルドルフが「大人になるための冒険譚」が始まります。それは厳しい道のりかもしれないけれど、「いい師匠に出会えてよかったね」と、思わず頬がゆるみます。
原作 : 斉藤 洋
著 : 三枝 えま
その他 : 杉浦 範茂
レビュアー
中野亜希
ガジェットと犬と編み物が好きなライター。読書は旅だと思ってます。
X(旧twitter):@752019
こちらもおすすめ
我楽多郷の借金ガール(1)
王子、婚約破棄したのはそちらなので、恐い顔でこっちにらまないでください。(1)
ルドルフとイッパイアッテナ
おれのなまえはイッパイアッテナ ルドルフとイッパイアッテナ外伝
![LDK (エル・ディー・ケー) 2024年10月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/61-wQA+eveL._SL500_.jpg)
![Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2024年 10月号[日本のBESTデザインホテル100]](https://m.media-amazon.com/images/I/31FtYkIUPEL._SL500_.jpg)
![LDK (エル・ディー・ケー) 2024年9月号 [雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51W6QgeZ2hL._SL500_.jpg)




![シービージャパン(CB JAPAN) ステンレスマグ [真空断熱 2層構造 460ml] + インナーカップ [食洗機対応 380ml] セット モカ ゴーマグカップセットM コンビニ コーヒーカップ CAFE GOMUG](https://m.media-amazon.com/images/I/31sVcj+-HCL._SL500_.jpg)



