◆石橋静河、加賀まりこからアドバイス受ける
今作では主人公・葉野珠の青年期・壮年期を石橋が、80歳を超えても精力的に執筆を続ける晩年の姿を加賀が演じる。これに対し記者から、お互いが演じる珠についてどのような印象を持ったか問われた。
石橋は「冒頭に加賀さんが演じられる珠さんが出てくるんですけど、本当にもう解き放ってくれるというか、こんな素敵な葉野珠になるんだと思って。そこをゴールとして見たら、なんか本当に何も怖くないというか、もうどんな苦しみも、どんな喜びも、もう乗り越えられるぞっていう気分になりました」と回顧。さらに「加賀さんに決まりましたっていうお話を聞いた時も、やっぱり本当に思いっきり背中を押されたというか、これ以上安心はないというぐらい、もう何も恐れるものはないと感じました」と、加賀への信頼をのぞかせた。
一方、加賀は「私は元々、石橋さんのファンなので、とにかく『NHK的ぶりっ子ヒロインはやるな。それだけは頼むね』ってお願いしてあります」と笑いながら明かし、「多分それに答えてくれてると思うので安心してます。楽しみです」と期待を寄せた。
石橋は、加賀から受けた「ぶりっ子ヒロインはやるな」というアドバイスを踏まえ、演じるうえで意識した部分について問われると、「葉野珠の人生っていうのは本当に山あり谷ありで、それがやっぱり明治から平成まで生きた宇野千代さんがモデルで。やっぱり当時って、今よりもっともっと女性が自由がない時代で、自由に生きるという選択をすることって今の私たちの感じる自由っていう言葉のイメージと全く違うと思っていて。それだけの制約がある中で、選び取っていく力強さっていうものを一番大事にしたいと思いながら演じております」と説明した。
これを受け、加賀は「朝ドラってどうしても綺麗事のヒロインが多いから、そういう意味で戦ってほしいと思ってます」とエールを送った。
また、石橋は主人公・珠と自身の共通点について「好奇心ですかね。知らない世界を知りたいっていう気持ちがすごい強い。旅に出たりっていうの、すごい好きなんですけど、珠がどんどん自分の知らない世界、自分がチャレンジしたいと思ったことにどんどん進んでいくっていう部分は、近いところはあるかもしれません」と自身との共通点を挙げた。
加賀も「私も好奇心だと思います。好奇心と、縛られない自由さと、あと行動力っていうか。全て、好奇心を持ったものに対しての行動力っていうのは素敵だなと思います。自分がそんなに行動してるかどうかは別として、とても思います」と共感を示した。
◆石橋静河、YOASOBIの楽曲に合わせダンス
そして、オープニングで石橋がYOASOBIの楽曲に合わせてダンスを披露するタイトルバックについて聞かれると、「タイトルバックの踊りは、振付師の辻本知彦さんが振り付けしてくださいました」と紹介。「私は、お芝居を始める前にコンテンポラリーダンスをやっていた時期があって、その時に辻本さんのワークショップに参加したり、本当に憧れている方で、いつも叱咤激励してくれる方なんです。そんな方と10年越しぐらいに再会して、今回作っていただいたので、自分の中では本当に胸がいっぱいになります」と感慨を語った。さらに「どういうものがいいかなって相談したときに、明るい気持ちになるもの、ポップなものがいいということになりました」と、振り付けに込めた希望を明かした。
◆2026年度後期朝ドラ「ブラッサム」
第115作の連続テレビ小説は、明治、大正、昭和を駆け抜け自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした物語。
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