【南城】南城市大里大城区(城間盛善区長)の新旧役員歓送迎会と「クシユクイ」が17日、大城集落センターであり、10年に1度上演される組踊「大城大軍(うふぐしくたいぐん)」の一場面が披露された。 

 前回の上演は2023年で、次回に向けて保存継承しようと初めて企画した。
クシユクイは、稲作やサトウキビ栽培の農繁期を終えた頃に住民が労をねぎらい合う「腰休め」の意味。
 大城大軍は地域の伝承を基にしている。戦で大里按司に敗れた大城按司の息子「大城若按司」が家臣の外間之子や味方の佐敷按司と共に敵を討つ。刀で斬り合う場面があるのが古典組踊にない特徴だという。戦後絶えていたが、台本がブラジルで見つかったことから1989年に復活した。
 クシユクイで披露されたのは「手並みの場・夜まわい」で、あだ討ちのため夜に大里グスクへ忍び込む直前の場面。大城若按司を島袋克基さん、外間之子を普天間治人さん、佐敷按司を久手堅豊さんが演じた。
 民謡酒場「東世(あがり ゆー)」による民謡ショーもあった。
 区の役員は、副区長が島袋敏(さとし)さんから神谷宏正さんに代わった。(南部報道部・平島夏実)
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