■『ガス人間』空飛ぶスクリーンイベント
 俳優・本木雅弘の長男で俳優・モデルのUTAが9日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で行われた動画配信サービス「Netflix」で7月2日から独占配信されているNetflixシリーズ『ガス人間』の空飛ぶスクリーンイベントに参加した。

 本作は、東宝の特撮映画『ガス人間第一号』(1960年)を、東宝とNetflixの初タッグで全8話の完全オリジナルストーリーとしてリブートしたクライムサスペンス。
脚本・エグゼクティブプロデューサーを『新感染 ファイナル・エクスプレス』『地獄が呼んでいる』などで知られるヨン・サンホ、監督を『ガンニバル』『さがす』の片山慎三が務める。東宝と韓国の制作会社WOWPOINTが共同企画・制作として参加し、日韓のトップクリエイターが集結した。

 劇場型の連続予告殺人事件に挑む刑事・岡本賢治を小栗旬、事件を追う記者を蒼井優が演じるほか、動画配信者の兄妹役で広瀬すずと林遣都が出演。元ヤクザの上場企業社長を竹野内豊が演じ、主人公たちの前に立ちはだかる“ガス人間”役には、本作が俳優デビューとなるUTAが抜てきされた。

 9メートル×12メートルという世界最大級のLEDディスプレイドローンで映像が流された。映像を見終えたUTAは取材に対応。「想像以上にすごかった」と目を丸くしていた。

 『ガス人間』は世界で大ヒット。UTAは「素直にうれしくてしょうがないです。自分の場合は約3年ぐらい、この話を内緒にしていた。周りにも『出るよ』といえなかった。やっと2日が訪れて世界中に配信された。
いい反響を自分でも感じております」と笑顔を見せた。「もう配信してから1週間経つと思いますけど日本だけじゃなく世界中で大反響を自分自身でも感じています。1回でも、2回でも。自分自身は7回ぐらい観ています(笑)。何回でも観ていただきたいです。『ガス人間』という作品をフルで味わっていただければと思います」と呼びかけていた。

 今後の俳優業への向き合い方も。「この作品が俳優デビューになるんですけど、お芝居の世界は甘くないと父からも家族からも言葉をもらっています。簡単な道のりではない。日本には素晴らしい俳優さんがいる中で、自分もいち俳優として認めてもらえたら。できるだけ今後はお芝居というものに向き合いたいと思います」と前を見据えた。本作では8~9か月にわたって、超一流の俳優たちと向き合った。
「初めての自分にとっては毎日が勉強でした。周りのキャストさんともそうですし、スタッフさんとも、いろいろ話をしたりした。とにかく俳優業、映画作り、ドラマ作りというものが一体何なのかと自分からも興味を持って質問した。たくさん吸収できたと思う。いい自信につながったと思う」とする。

 俳優という道を選び、父・本木雅弘からのアドバイスがあったのかについては「父が1番大事に言ってくれたのは『俳優というものは周り、世間の自分の見方を大事にする仕事』と。今の時代は人それぞれの個性が大事にされてきている。『いろいろな俳優さんの、それぞれにしか持っていない個性を見つけて、その中で自分の正解を見つけていけたらいいよね』と言われました」と父からの金言を明かしていた。

 今後、やりたい役も。「まだ言えるような立場じゃない」としながらも「歴史モノは昔から好きで。チャレンジするなら、そういった役です。あとは今日は新宿にいるので、アンダーワールドのダークなキャラクターも演じてみたい気持ちはあります」とイメージしていた。
理想の俳優像も。「ご縁があれば、できるだけいろいろな作品を通して学んでいきたい。最終的には日本でもそうですし、自分は海外で生きてきた分、海外でも認められる俳優になれたら」と思いを口にしていた。
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