24時間365日、最短1時間で駆けつけ「今、助けてほしい」に応える子育てインフラを-。子育て支援サービス「育児119」が来年春ごろの県内での運用開始を目指し、準備を進めている。
本島北部地域で運営に携わる祖慶唱子さんは「できる時にできる人が手伝う仕組みをつくって、孤独になりがちな育児を支えたい」と意気込む。
 なつのそら(東京)が運営し現在、東京と福岡でサービスが始まっている育児119。LINE(ライン)の公式アカウントに依頼すると、同サービスに登録しているシッター「頼ってさん」がサポートに向かう。1時間1800円から利用できる。全国を対象にした15分500円の24時間の電話相談も行っている。
 育児119の全国的な展開を目指し、大阪や愛知などで動きが広がる中、昨年10月、沖縄支部が立ち上がった。現在、助産師や保育士など25人のメンバーで運営している。本格運用には300人ほどの「頼ってさん」が必要という。
 看護師の祖慶さんはこれまで北部地域で多胎家庭や産前産後の支援に取り組んできた。訪問した家庭では「手が足りないけど頼りづらい」「誰に気持ちを吐き出していいか分からない」と抱え込んでしまう保護者の声も聞こえてくる。
 さらに自身も4人の子育て真っただ中。「緊急時は突然やってくるのに、自治体のファミリーサポートも予約は数日前にしないといけない所が多い。
『いつでも』頼れる仕組みが絶対に必要」と育児119の運営メンバーに手を挙げた。
 現在、同支部は「頼ってさん」を募集中。30日午後1時から北谷町の砂辺公民館で、31日午前10時から名護市の屋部地区センターで、なつのそら代表の石黒和希代表を招き、説明会を開く。参加無料。子ども連れでの参加も可能。(北部報道部・大庭紗英)
「今、助けて」に最短1時間で対応 子育て支援「育児119」、...の画像はこちら >>
編集部おすすめ