琉球大学は6月を「プライド月間」と位置付け、性の多様性の尊重を啓発するメッセージを発信して「誰もが安心して学び、働くことのできる学内環境の確保」を呼びかけている。
 「プライド月間」は1969年6月、米ニューヨークのゲイバーに踏み込んできた警察に対し、客が抗議した「ストーンウォールの反乱」に由来する。

 琉大では2015年にハラスメント相談支援センター、23年に性の多様性に関する相談窓口のプライド・オフィス、24年に専門的教育研究組織のヒューマンライツセンターを設立し、法学や心理学の視点でハラスメントやセクシュアリティなどに関する人権問題の啓発に取り組んでいる。
 今年も6月に合わせて喜納育江学長をはじめ各学部長、役員らの顔写真を掲載し「全ての構成員の性の多様性を尊重する」としたメッセージを発信するポスターを作成して掲示した。その他、校舎内にレインボーフラッグを掲げて月間をPRしている。矢野恵美ヒューマンライツセンター長は「沖縄で自在を育て、発展するために、沖縄から性の多様性を世界に発信していきたい」と抱負を話した。
 5日には情報提供の場として学内に「プライドカフェ」を開設。性の多様性についての関連図書を展示したほか、訪れた教員と学生がざっくばらんに会話を楽しんだ。(社会部・天久仁)
始まりは1969年「ストーンウォールの反乱」 性の多様性尊重...の画像はこちら >>
始まりは1969年「ストーンウォールの反乱」 性の多様性尊重する「プライド月間」 琉球大、安心できる学内環境の確保を呼びかけ
性の多様性に関する本や資料などが展示されたプライドカフェ=5日
編集部おすすめ