【うるま】うるま市の石川ビーチ沖に11日、体長約1・5メートルのマダライルカ1頭が迷い込んだ。目撃情報を受けた沖縄美ら島財団のトレーナーや獣医師ら職員9人が駆け付け、水槽に移して応急的に点滴を施した。
本格的に治療するため本部町の沖縄美ら海水族館に搬送した。幼い雌で、親とはぐれたとみられる。住民は水槽に入れる水を提供し、救出に協力した。

海に迷い込んだマダライルカを救出する沖縄美ら海水族館の職員=11日、うるま市・石川ビーチ
 
 午前11時ごろに現場に到着した同財団動物研究係長の小林希実(のぞみ)さんによると、イルカは海岸から約50メートルの浅瀬を泳いでいた。呼吸はあったが、沖で放しても生き残れない可能性があったため、水族館への搬送を決めた。自力で外洋に戻れるようになるまで飼育する予定。

海に迷い込んだマダライルカを水槽に移す沖縄美ら海水族館の職員=11日、うるま市・石川ビーチ

 ビーチ近くに住むバドロン瞳さん(29)は職員の依頼に応じ、水槽に張る水を庭の蛇口から提供した。夫や息子と見守り、「無事保護してくれてよかった。元気になって水族館で見られるようになるとうれしい」と胸をなで下ろした。
 迷いイルカの動画はSNSのTikTokでも拡散され、見物の人だかりができた。安里碧(みどり)さん(73)は「搬送の準備が整うまで、トレーナーが海で長時間イルカを支えていた。すごい体力」と目を見張っていた。
(中部報道部・新里健)
沖縄・石川ビーチに“迷子”のイルカ 水族館職員らが救出作戦 ...の画像はこちら >>
海に迷い込んだマダライルカを救出する沖縄美ら海水族館の職員=11日、うるま市・石川ビーチ">
沖縄・石川ビーチに“迷子”のイルカ 水族館職員らが救出作戦 住民も協力「元気になって」【動画あり】
海に迷い込んだマダライルカを水槽に移す沖縄美ら海水族館の職員=11日、うるま市・石川ビーチ">
編集部おすすめ
沖縄タイムスプラスの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 漫画の主要ニュース