【松本浩治通信員】玉城流てだ伯洋の会(具志堅洋子会主)教師免許授与・伝達式と祝賀公演会が5月24日、ブラジル・サンパウロ市リベルダーデ区のブラジル沖縄県人会本部会館で開催され、会場を埋める約400人が詰めかけた。
 同会は、玉城流てだの会(玉城千枝家元)のブラジル支部として1995年に発足。
約30年にわたってブラジルでの琉球舞踊の継承・普及活動を実践してきた。2005年5月には支部創立10周年を記念し、沖縄本部から玉城千枝家元をはじめとする8人の師範らを招いた大規模公演をブラジル沖縄県人会本部会館など3カ所で開催した。
 教師免許授与・伝達式では、いずれもブラジル生まれの仲座牧本アレサンドラさん(49)、山城さちえパトリシアさん(42)、宮城はるみデニゼさん(57)の3人に具志堅会主から教師免許状が手渡された。
 具志堅会主はあいさつで、仲座さん、山城さんの2人が幼少の頃から同会琉球舞踊道場で研さんに励み、宮城さんはアルゼンチンタンゴから琉球舞踊に魅せられて学び始めた経緯を説明。「本日はブラジル生まれの教師の皆さんが中心となり、『沖縄の思いを踊る』絢爛(けんらん)・華麗な演舞をお楽しみください」と会場に呼びかけた。
 新教師を代表して仲座さんが「今日は私たち新教師にとって特別な日。これまで育ててくれた具志堅洋子先生をはじめ、祝賀公演実現のために協力していただいた全ての方々に感謝申し上げます」と謝辞を述べた。
 引き続き、祝賀公演会が舞台上で行われ、「長寿の大主」を皮切りに、「うりずんの風」や「高平良万歳」のほか、三線・エイサー太鼓演奏など18演目が披露された。
(写図説明)具志堅洋子会主(左から3人目)から教師免許状を受け取った(左から)山城さちえパトリシアさん、仲座牧本アレサンドラさん、(1人おいて)宮城はるみデニゼさん=5月24日、ブラジル・サンパウロ市
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