【石垣】方言で「クバ」と呼ばれて広く知られるビロウ(ヤシ科)が7月27日、石垣市内の各地で楕円(だえん)の実を付けているのが観察できた。
 直径約1メートルの大きな葉は木陰をつくり、真夏の暑い日差しを遮る。
葉はうちわやクバ笠(がさ)に用いられ、八重山舞踊の小道具としても欠かせない。実は秋になると黒く熟する。
 与那国島では沿岸部に群落があり、葉は島酒の包装に使われる。鳩間島では鳩間中森と呼ばれる丘に群生地がある。民謡「鳩間節」にその情景が歌われている。
 石垣市真栄里の国道390号沿いにはビロウ並木があり、多くの実が観察できる。(南風原英和通信員)
「鳩間節」にも歌われる風景 真夏の石垣市にビロウの実、楕円の...の画像はこちら >>
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