特定外来生物のヘビ「タイワンスジオ」が今年4月と5月に、東村慶佐次の民間施設敷地内で相次いで目撃された。本島北部3村での発見は2022年の国頭村での初捕獲以来3度目で、世界自然遺産地域の生態系への深刻な影響が懸念される。

 環境省やんばる自然保護官事務所によると、施設の従業員が日中に施設内の通路で目撃した。個体は数秒後、草むらへと逃げた。目視で体長2メートルほどで、同一個体がどうかは不明だという。
 台湾原産のタイワンスジオは全長が最大2・7メートルにも達する。毒はないが樹上に登る習性があり、ケナガネズミやヤンバルクイナなどの小動物を捕食するため、他の外来ヘビであるタイワンハブ以上の脅威になる可能性がある。
 現在、県が周辺にわなを設置して捕獲を試みているが発見に至っていない。環境省も東村で侵入状況の調査をするという。
 同自然保護官事務所の庄嶋菜月さんは「一度定着すると防除は極めて難しい。侵入初期は発見しにくく、目撃情報が重要になる。やんばるで見かけた方は連絡してほしい」と呼びかけている。情報は同自然保護官事務所、電話0980(50)1025。(社会部・塩入雄一郎)
最大2.7mの巨大ヘビ、沖縄・東村で複数目撃 タイワンハブ以...の画像はこちら >>
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