「子どもの居場所学生ボランティアセンター」の田中寛二センター長らは10日、那覇市の日本トランスオーシャン航空(JTA)本社を訪ね、学生の離島派遣事業に航空券(100万円相当)を提供している同社に感謝状を贈った。田中センター長は「子どもの貧困はまだ解決半ばにある。
意欲のある学生たちが離島で支援活動に励む助けになっている」と感謝した。
 子どもの居場所に学生ボランティアを派遣する同センターは県内11校の大学、短大、高専などで構成される「大学コンソーシアム沖縄」が設置。大学のない離島では、子どもたちが「お兄さんやお姉さん的存在」と触れ合う機会が少なく、学生の派遣を望む声が多いという。本年度は石垣島や南大東島など七つの離島に32人の学生を派遣した。
 学生ボランティアとして、宮古島に派遣された琉球大医学部3年の安次富姫奈(ひめな)さん(20)は「人見知りだった子が家族や将来のことを話してくれた。安心して話せる場所に信頼できる大人がいることが、子どもたちの支えになると学んだ」と述べた。
 JTAの下田悦子地域業務部長は「子どもたちが学生と触れ合い、新たな学びや将来の夢を抱くきっかけにつながってほしい」と話した。(社会部・平良朱音)
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