2022年にDCスタジオ共同CEOへ就任したガンは、DCユニバース(DCU)の再構築を推進。自ら監督を務めた『スーパーマン』は世界興行収入6億1000万ドル(約950億円)を超える大ヒットを記録し、日本でも興行収入10億円を突破するなど、新生DCUの幕開けを印象付けた。
その流れを受け継ぐ本作は、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』『クルエラ』のクレイグ・ギレスピー監督がメガホンを執り、ドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で注目を集めたミリー・オールコックがスーパーガール/カーラ・ゾー=エルを演じる。共演にはイヴ・リドリー、ジェイソン・モモアが名を連ね、『スーパーマン』で人気を集めたスーパードッグ・クリプトも再登場する。
公開された映像でガンとオールコックは、「スーパーガールはスーパーマンを大人しくしただけの存在と思われがちだが、そのイメージは本作で覆ると思う」と自信をのぞかせる。
ギレスピー監督も「型破りなスーパーガールを描けてうれしかった。スーパーマンは人のために動く。彼は道徳に従う」と語り、スーパーマンとは一線を画す、独自のキャラクター性を備えた新しいヒーロー像を描いたことを強調した。
ギレスピー監督は、この二人の決定的な違いについても踏み込んで解説している。クラーク(スーパーマン)が牧歌的で穏やかな環境で育ったのに対し、崩壊しつつある惑星で多くの苦難と混乱を経験してきたカーラは、世界を見る視点そのものが異なるという。そんな過去を背負ったカーラは、本作で「暗い過去」と「鮮やかなスーツ」という大きなギャップも含め、キャラクターの奥行きとして描かれていく。
「彼女は『どうでもいい』としか思っていないんです。自分の信念を貫き、動じず、妥協もしません」と、そのブレない魅力を分析。さらに「カーラのスーパーガール像、そして私たちが彼女に与えたものは、荒削りで、一切の妥協を許さないものです。確かにユーモアはあるけれど、それはスーパーヒーロー映画で私たちが慣れ親しんでいるようなコメディとは一味違う」と、作品の個性についても語った。
主人公カーラを演じたオールコックは、「彼女の行動原理は(周囲の)誰も知らない」とコメント。そのうえで、「この作品は、自分は弱いと感じている人に寄り添う作品です。カーラの旅は彼女の人生を大きく変えます。きっと共感するはず。誰もがスーパーガールになれるんです」と語り、誰もが感情移入できる等身大のヒーロー像であることをアピールした。
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