■シェイクやステアといったバーテンダーの技を間近で見られる体験
前半期間(7月7日~21日)は、ソニーミュージックとのコラボレーションによる「あの名曲の歌詞で注文できるBAR『グラスと歌詞のコトバ』」を実施。120組におよぶアーティストの歌詞を採用し、来場者は歌詞の1フレーズから自身の気分に合うカクテルを注文できる。歌詞が書かれたコースターの裏面には、該当楽曲のSpotifyリンクにアクセスできる二次元コードも掲載される。
後半期間(7月23日~8月3日)は、例年のスタイルを引き継いだ「あらゆる気持ちで注文できるBAR『グラスとみんなのコトバ』」を展開。総勢17人のクリエイターや作家が書き下ろした言葉から、今の気持ちに近い1組を選ぶことで、その気分に寄り添ったカクテルを楽しめる。後半期間限定で、夏のカクテルメニューも約10種類追加予定だ。
入口を抜けると、壁一面にグラスとコトバが並ぶ「GLASS ROOM(グラスルーム)」がお出迎え。来場者は、並べられたグラスとコースターの中から“今の気持ちにぴったりな1組”を選択。コースターには「SWEET・DRY」「LIGHT・STRONG」といったバロメーターも記されており、好みや飲みやすさを考慮しながら選べる仕組みになっている。
選んだグラスとコトバを手に「GLASS ROOM」を抜けると、「BAR ROOM(バールーム)」へ進む。席数は前回の16席から24席へ拡大し、会場では常時8人のバーテンダーが来場者を迎える。
来場者が選んだグラスとコトバをバーテンダーに渡すと、今の気持ちにぴったりなカクテルが提供。シェイクやステアといったバーテンダーの技を間近で見られるほか、会話を通じてカクテルへの理解を深められる点も同イベントならでは。首都圏のバーで活動する現役バーテンダーが参加し、本格的な一杯を提供する。
会場では、カクテルの種類やバーでの注文方法、洋酒の紹介などをまとめた『カクテルブック』も配布。バーに馴染みのない人に向けて、実際のバーへ足を運ぶきっかけとなるような情報を盛り込んでいる。さらに、『カクテルブック』掲載店で使用できる、“今の気持ち”を書き込めるコースターもプレゼントされる。イベント後にも、参加者が自分の気分に合うカクテルを楽しめる粋な設計だ。
■「お客様がバーへ来店する助力のひとつになれば」
サントリー宣伝部の正田恵氏は、「カクテル好きな人はもちろん、まだカクテルに親しみがない方や若年層の方に、バーの空間での体験を通じて、バーやカクテルにより親しみを持っていただきたいという想いで実施させていただいています」と話す。
同社は創業以来、120年以上にわたり洋酒文化の創造活動を続けてきた。同社では、製品の提供にとどまらず、お酒を飲むスタイルや場所、日常にお酒を添えた彩りある生活の提案を重視しているという。
昨年の来場者からは「バーって敷居が高いと思っていたけど、近所のバーに行きたくなった」「バーで飲む心地よさを知ることができた」といった声が寄せられたという。
第3回となる今回は、「より多くの方にイベントを体験してほしい」という思いから、昨年は約10日間だった会期を約30日間へ拡大。協力するバーテンダーも昨年の2倍以上となり、規模を広げて実施する。
正田氏は「約1万名に、ご来場いただきたい。本イベントを通じて、バーやカクテルに親しみを感じていただければ」と期待を寄せた。
例年は予約が取りづらい状況もあった同イベントだが、今年は会期の拡大により、現在も予約を受け付けている。
取材・撮影/坂井彩花
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