京都芸術大学は2日、2023年3月に71歳で亡くなった坂本龍一さんが遺した作品や機材などの音楽資産を活用する拠点を開設すると発表した。坂本さんの楽器や機材をキャンパス内の施設に移し、次世代を担う創作者たちの学びと実験の場を生み出す。


 拠点の名前は「Sakamoto Ryuichi Lab at KUA - A laboratory for experimentation across sound, art, technology, environment, and society.」。キャンパス内の施設「瓜生山荘」に坂本さんの音楽資産を移す。

 坂本さんは生前、京都が好きで何度も訪れており、2000年代以降は京都芸大とも交流してきた。今回、坂本龍一エステートからの相談を受けて今回の構想が決まった。

 スタジオの設計は京都市京セラ美術館の改修で知られる建築設計事務所「AS」の青木 淳氏、品川雅俊氏が担当。坂本さんの繊細な美意識と、土地の静謐な風土が共鳴する空間を生み出す。リードアーティストには、映画『国宝』で第49回日本アカデミー賞最優秀音楽賞および主題歌賞のW受賞を果たした音楽家・原摩利彦氏が決まった。
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