東京・八重洲の大規模複合施設「TOFROM YAESU TOWER(トフロム八重洲 タワー)」が10日、開業した。同日に記念セレモニーが行われ、映画監督の岩井俊二氏らが新たな門出を祝った。
同施設は、東京建物が再開発組合の一員として、権利者や地域住民とともに推進してきた大規模複合再開発。構想から25年以上を経て完成した。地上51階、地下4階、高さ約250メートルで、オフィスや医療施設、劇場・カンファレンス施設、バスターミナル、店舗などで構成される。
テープカットセレモニーには、東京都技監の谷崎馨一氏、東京都参与の松本明子氏、中央区長の山本泰人氏、東京駅前八重洲一丁目東B地区市街地再開発組合理事長の加藤一男氏、東京建物代表取締役社長執行役員の小澤克人氏、岩井監督が登壇した。
その後、約1200平方メートルにおよぶ3層吹き抜けの屋内広場「檜物町スクエア」で開業セレモニーを開催。高さ約6メートルの「結のやぐら」で、関係者がオープンへのカウントダウンを行った。
同施設のパブリックアートプロジェクト「TOFROM YAESU TOWER ART:人魚の街」で、起点となるオリジナルストーリーを手がけた岩井監督は「『人魚の街』という物語をトフロム八重洲のために書かせていただきました」と紹介。「100年後の未来である2126年、トフロム八重洲は悠然とその時を渡りながら、我々の営みを見続け、見守ってくれると思います。その未来が素晴らしくあることを心より願っております」と祝福した。
また、開業を記念した「TOFROM YAESU TOWER開業祭」もスタート。会場では、日本各地から集めたドリンクが来館者に振る舞われ、田中知之氏(FPM)のDJパフォーマンスに合わせ、約700人が杯を交わす「乾杯タイム」が行われた。
開業祭は18日までの9日間限定で開催。
施設名の「TOFROM YAESU」には、「八重洲へ(TO)/八重洲から(FROM)」多様な価値観をつないでいくという思いが込められている。
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