亀梨のソロコンサートは2017年以来、約9年ぶり。
ステージのスクリーンには、海底をイメージさせる映像が投影。波の音が流されており、会場はまるで海の中にいるかのよう。開演時間が迫ると、ファンは「和也コール」とそれに合わせた手拍子で、会場をあたためる。
しかし、システムトラブルが発生したため約30分遅れでスタート。公演を予定していた時間になると、亀梨はステージに一度登場し、自ら状況を説明。「チケット認証のトラブルにより、お客さんが30名ほどロビーにいらっしゃるということで、待ってあげたいなと思っているので、どうかご理解いただきますと幸いです。あと7~8分かかるということで、本当はかっこよく登場したかったんですけど、爆笑トークからスタートいたしましょう」と冗談を交じえながら、臨機応変に対応。亀梨は、朝のサウナを日課としているそうで、この日のサ活でも、キャッシュレス決済でスポーツドリンクを購入しようとするも反応しなかったという“デジタルのトラブル”が重なったことを明かした。
そんな中始まった本編。
その後の小MCコーナーでは、「頭から変則的な形になってしまいましたが、大変長らくお待たせしてしまった皆さんの貴重なお時間をいただいてしまったんですけれど、この後の予定は大丈夫ですか」と、改めて開演時間の遅れを謝り、ファンを気遣った。そして「ソロとしては、約9年ぶりのライブとなります。僕もすっかり大人っぽくなって。だって前回が31歳。グループ活動させてもらっていたので、充電期間中でもあったので、後にも先にももうないかなと思ったツアーではあったんですけれど。
「Crushing On You」では、楽曲に合わせて色とりどりに光る電飾スタンドを使用。大人っぽいムードが漂う中、亀梨がマイクにキスをすると、会場は黄色い歓声が。歌い終わると同時に、心音が鳴ると、その後「チーン」との音が鳴り、亀梨の額には天冠が付けられており、まるで幽霊のような姿に。「普段呼んでいる呼び名で、愛を、体温をください」とファンに要求すると、再び心音が鳴り始めた。この流れで「36度5分」を披露。真っ赤なライトに照らされながら、キャッチーな楽曲を歌い上げた。「さよなら代わりに」を歌唱する時は、ステージには白や青、水色のライトが灯され星空の下にいるかのような雰囲気に。まっすぐな亀梨の歌声に、観客は聞き入っていた。
そしてMCコーナーへ。
グッズに関しては、亀梨のもとに「現地で買えなかった」という声が届いているそう。「次回に生かしつつ、ツアーが終わった後にどうにかできるか模索しています。ご希望に添えるように頑張りたいと思います」と呼びかけた。
過去ソロ曲を歌う3rdブロックは、当時を彷彿させる演出や衣装でセルフオマージュ。「1582」は、赤と黒を基調とした和柄の羽織りを着て、和テイストかつ妖艶な世界観を広げる。また、照明で赤く染まる中をフライング。
きらびやかな装飾が施されたワインレッドのジャケットに衣装を変え、「CAN'T CRY」でははかなさを滲ませる。「someday for somebody」では、トロッコに乗りファンの目の前へ。歓声を浴びながらエモーショナルな雰囲気に包み込んだ。
4thブロックは、黒いハットを被り、全身ブラック衣装にチェンジ。「Diamond」「'O sole mio」を披露。疾走感のある楽曲をファンと一緒に歌って一体感を生み出し、ラストスパートに向かってギアを上げる。「Passion Overdose」ではスパークラーで、さらに会場の熱を高めた。チェック柄のシャツをラフに着ながら、艶やかな歌声で歌う。そして本編最後は「ここにいなくても」。
アンコールは、「The truth」で登場し、エネルギッシュに歌う。続く「手をのばせ」ではトロッコに乗り、再度ファンのもとへ。ファンはペンライトを大きく振り盛り上がる中、一緒に歌う場面もあり、グルーヴ感を生み出す。「Love it!!」では、ファンとともにキュートな“うさぎポーズ”で踊りながら歌唱。アンコールラスト曲に入る前に「新たな旅立ちの流れの中で、このタイトル『FROM HERE』、今現在であり、ここからという。そして、ファンの皆さんの新たな名称(ファンネーム「K-SEA」)を継承させていただき。自分の中では、アルバム『WAVE』とともに、これからの旅立ちという3つの軸・テーマに、新たな航海をさせていただきたいという思いで、このような流れを作り上げました」と背景を明かした。続けて「さまざまな環境や状況のなかで付いてきてくださる皆さんの思いを、しっかりと大切に育んでいきたいと思いますし、この関係をこれからも守っていきたいと思います。濁りのないエンターテイメントを受け取ってもらえるようにこれからも活動していきたいと思いますので、素敵な関係をこれからも一緒に作り上げていきましょう」と呼びかけた。
そしてラストは大切に歌い繋いできた「絆」。サビになるとファンと合唱し、会場はエモーショナルな雰囲気に包まれた。
亀梨のお願いで、灯ったペンライトの青の光に包まれた空間に、投げキスで余韻を残しながらもステージを後にした。
【セットリスト】
▼1stブロック
01 POMPEII
02 WAVE
03 Rain
04 That is that
05 ゆらゆら
▼2ndブロック
小MC
06 Crushing On You
07 36度5分
08 Chemistry
09 Cross
10 さよならの代わりに
MC
11 TALK to ME
▼3rdブロック
12 1582
13 LOST MY WAY
14 Plastic Tears
15 CAN'T CRY
16 someday for somebody
▼4thブロック
17 現在
18 Diamond
19 'O sole mio
20 Passion Overdose
21 ここにいなくても
▼ENCORE
01 The truth
02 手をのばせ
03 Love it!!
04 絆


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