■世界が手放せない「日本の半導体」
8月27日、日本の半導体大手キオクシアが、米サンディスクと2032年までに国内で総額約5兆円を投じる計画を発表しました。岩手・北上工場には新たな製造棟も建てる方針です。
「日の丸半導体は終わった」と言われて久しいものの、世界のAIインフラは今も日本の技術に支えられています。
そこで今回は、プレジデントオンラインで反響の大きかった「日本の半導体の実力」をテーマに、編集部が厳選した3本をご紹介します。
1本目は、フリーライター・翻訳者の青葉やまとさんによる、エヌビディアとTSMCの製造ラインを支える日本企業に迫ったレポートです。AIチップ市場の約9割を握る巨人の足元で、素材や装置の要所を押さえていたのは、半導体とは縁遠く見える顔ぶれでした。中国が追いつけない底力の正体を解き明かします。
2本目は、伊藤忠総研副主任研究員の小林泰斗さんによる、キオクシアの大逆転をたどった論考です。東芝の経営危機で売却対象となり、上場中止やメモリ不況にも翻弄された企業が、再上場から1年あまりで株価15倍に達した背景を読み解きます。
3本目は、1本目と同じ青葉さんが海外メディアの報道からキオクシアの現在地を描いた解説です。英経済紙が「AIのスターが乏しい日本で唯一輝く」と評した理由、そして今年の生産分をめぐって起きた異例の事態とは。世界がこの一社に注目する背景を探ります。
素材、メモリ、そして海外からの視線。角度の異なる3本を読み通せば、日本の半導体が世界のどこで存在感を保ち続けている背景が見えてきます。

「日本の半導体」に習近平は手を出せない…エヌビディア・TSMCの製造ラインの要所を握る日本企業の名前
(2026年4月24日公開)
米半導体大手エヌビディアはAIチップ市場の約90%を占め、製造を台湾のTSMCが主に担っている。この製造ラインで、不可欠な素材・装置の要所を握っている日本企業に海外メディアが注目している。中国が必死に追いかけても追い付けない「日本の半導体」の底力とは――。<続きを読む>

「日の丸半導体」は終わっていない…AIブームに乗り遅れたキオクシアが、株価15倍・時価10兆円超を実現した理由
(2026年3月1日公開)
かつては存続の危機すら噂された企業がここまでの大躍進を遂げるとは、1年前の時点で一体どれほどの人が想像できたであろうか――。キオクシアホールディングスは2月12日、2025年度第3四半期決算の発表において、…<続きを読む>

海外紙が「日本で唯一輝く半導体メーカー」と称賛…この1年で"株価11倍" AIブームに乗った日本企業の名前
(2026年2月14日公開)
英経済紙フィナンシャル・タイムズが「日本にAIのスターが不足するなか、唯一輝く」と称した半導体企業がある。東京・芝浦に本社を置くキオクシアだ。株価はこの1年ほどで約11倍に急騰し、AIインフラ需要の高まりを背景に世界有数のパフォーマンスを見せている。かつて低迷し、IPO時も注目されなかった地味なフラッシュメモリメーカーが、AIブームの追い風を受けて存在感を急激に高めている――。<続きを読む>

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