私たちが目指すのは、困難なプロジェクトを共に乗り越えた「戦友」としてアルムナイとの絆を深め、社内外に知識と刺激が循環する新しいエコシステムを作ることです。
本記事では、2025年10月に開催された「FUTURE アルムナイ交流会」の様子を交えながら、フューチャーがアルムナイとのつながりを大切にする理由と、その先に見据える未来のビジネス共創についてお伝えします。
掃部 孝行:フューチャーアーキテクト株式会社 流通サービス事業部 シニアパートナー
住田 智子:フューチャー株式会社 執行役員 海外事業開発担当
末髙 奈々:フューチャー株式会社 グループ人材戦略室 採用チーム責任者 兼 Growth(組織開発)チームリーダー
(写真 左から)
◆「外で活躍したい」という前向きな卒業を応援するカルチャー
末髙:日本において再雇用を意味する「アルムナイ」が注目されるようになったのは2020年前後ですが、フューチャーでは、2000年代から既に退職者の再入社が当たり前でした。戻ってきた社員に対してBack To The Futureという社内呼称が浸透するなど、外部での挑戦を経て再び活躍するメンバーが数多く在籍しています。
人事担当者として退職面談を行うなかでも、「フューチャーでの活躍を外に広げたい」「経験をもとに起業したい」という高い志を持つ声は多く、グループを卒業しても、仲間としてつながっているというケースもよくあります。2024年6月にビジネスSNS上に「FUTURE アルムナイ」プラットフォームを立ち上げたのも、仲間との絆を大切にしながらアルムナイと在籍社員がお互いの経験やネットワークを活かし、新しい可能性を見出すきっかけづくりを目指したかったからです。現在では多くのアルムナイが登録するネットワークに成長し、それぞれが新たなフィールドで得た知識や経験を改めて共有したり、協業をはじめたりとさらなる発展につながっています。
掃部:フューチャーは共通の価値観、いわゆるカルチャーを大事にしている会社です。カルチャーを象徴するキーワードの一つに「挑戦」や「創造」といったものがあり、こうした価値観を持っているからこそ、自分の成長を考えたときに、次は外でチャレンジしたいという前向きな理由をもって、会社へのエンゲージメントが高いまま退職するケースが多いのだと思います。
住田:フューチャーには向上心の高い社員が多く、挑戦できる機会を与えてもらえる環境があります。私自身一度退職して再就職したのですが、「自分の意見が言える」「自分のやりたいことに挑戦できる」「メンバーのモチベーションが高い」、といった環境で働けるのが当社の良いところだと改めて感じました。だからこそ、会社が嫌になったわけではなく、それぞれのステップアップのために転職や次のステージを選ぶ人も多いのだと思います。
◆「裏切り者」ではなく「戦友」、退職後も変わらない関係性
住田:かつて、私が新たな挑戦のために退職を決意した際、「いつでも戻ってきたらいいよ」と温かい言葉をかけてもらいました。退職者を「裏切り者」と捉えるような空気がなく、退職は決して決別ではないと思えたおかげで、安心して新たな道へ進むことができました。
掃部:フューチャーには誰か1人の経験や知見で完結できる仕事はありません。プロジェクトメンバー全員で知恵を絞ってお客様に寄り添い、やり遂げていくという点で「戦友」という感覚が醸成されやすいのだと思います。一定期間を一緒に過ごしてきた同志であり、戦友であり、パートナーであるといった意識はアルムナイに対しても変わりません。
困難なプロジェクトをチーム全員で乗り越えた経験は、退職後も変わらない強い絆を生み出し、強固な信頼関係を築いています。
◆アルムナイ交流会で見えた「フューチャーの底力」
2025年10月30日、フューチャー本社にて第一回目の「FUTURE アルムナイ交流会」を開催しました。初回は、フューチャーの役員と40代から50代を中心としたアルムナイメンバーが中心に集まりました。
掃部:フューチャーのアルムナイ活動が盛り上がりを見せる背景に、企業独自のカルチャーがあります。当社には創業当時から「起業家と発明家の集団になる」という強い理念があり、退職後に起業し経営者として第一線で活躍する人や、新規事業開発など企業のチャレンジングなポジションで変革を主導する人が多くいます。今回の交流会でも今後の協業の可能性についての話もできました。普段から個人的に連絡を取っている人もいるでしょうが、これだけ一堂に会する機会はないので、予想外の出会いが生まれました。
住田:当日は、かつてのプロジェクトの思い出話に花が咲き、とても盛り上がりました。同時に、「今どんな事業を行っているのか」「一緒にこんな協業ができるのではないか」といった、次のビジネスにつながりそうな前向きな議論も起こりました。
末髙:今後のイベント開催について、参加したアルムナイからは「プロジェクト単位で開催してほしい」「今のフューチャーをもっと知りたい」といった要望が寄せられました。今後定期的に開催したり、少し色を変えて、セミナーのような形で開催したりできると良いですね。
◆プラットフォームの先にあるビジネスへの発展
私たちは、アルムナイ活動の本格化により二つの大きな効果を期待しています。
一つ目は、「ビジネスの共創」です。実際に会って話をすることで現実的なアイデアへとつながり、外の世界で活躍するアルムナイと再びタッグを組んで新たなイノベーションを生み出すことに期待を寄せています。
二つ目は、「現役社員へのポジティブな刺激」です。仲間が外の世界で成果を上げている姿を見ることは、現役社員にとって、フューチャーでの経験がどこに行っても通用することの実感や、さらなるモチベーションの向上につながります。
掃部:もちろん社員が長く活躍し、個人としても会社としても成長していくことが何よりも大切です。一方で、別の環境で挑戦したいという価値観も認め合えることがフューチャーの良いこところだと思います。長い社会人人生、ずっと一緒にいることだけがすべてではありません。
住田:現役社員にも、外で活躍するアルムナイから大いに刺激をもらってほしいと思います。そしてアルムナイには、今のフューチャーの姿を改めて知ってもらい、共に新たなチャレンジができればこれほど嬉しいことはありません。
当社には、多様なバックグラウンドを持つ人材がグループ内でキャリアを切り拓く「グラデーションキャリアパス」という考え方があります。また、内部だけにとどまらず、プロフェッショナルとして外部に挑戦するアルムナイも大切にしたいという想いもあります。アルムナイと在籍社員がお互いの経験やネットワークを活かしながら、新たな可能性を見出すきっかけになることを願っています。
「FUTURE アルムナイ」プラットフォームは、組織の枠を超えたプロフェッショナルたちが交わり、未来のビジネスを共創していくエコシステムを作るための新しい架け橋となるよう、活動を続けていきます。
「FUTURE アルムナイ交流会」参加者コメント 中野 健太郎様
◆関連リンク
FUTUREアルムナイ
https://www.future.co.jp/recruit/alumni/
プレスリリース:
フューチャー、卒業生を対象としたアルムナイ・ネットワークを強化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000698.000004374.html