9月1日は「防災の日」。
非常食や防災用品を見直し、家庭での備えについて考える機会です。
私たちアルファー食品がこの日に伝えたいのは、非常食を“備えるもの”だけで終わらせず、普段の食卓にも取り入れてほしいということです。非常時に初めて食べるのではなく、日常生活の中で味や食べ方に慣れておくこと。家族が食べ慣れている味か、子どもや高齢の家族にも食べやすいか、食物アレルギーのある家族にも配慮した備えになっているかを、平時から確かめておくこと。それもまた、大切な防災の一つだと考えています。
私たちが大切にしているのは、「普段の食卓が、もしもの備えになる」という考え方です。
■出雲で培ってきた、お米の加工技術
私たちアルファー食品は、島根県出雲市に本社を置く米加工食品メーカーです。
縁結びの地・出雲で半世紀以上、お米の加工技術を追求し、新たな価値を創造してきました。
経営理念に掲げるのは、「健康・美味・簡便」の3つのプラスα。
おいしく食べられること。安心して選べること。誰でも手軽に準備できること。
この価値は、日常の食卓だけでなく、災害時の食にも必要なものだと考えています。
私たちがアルファ化米の製造を始めたのは1965年。
日持ちし、手軽に食べられるアルファ化米の加工技術を身につけたことが、のちの長期保存食づくりへとつながっていきました。
■被災地で困っている人たちの“ちから”になるために
学校給食、業務用、ご家庭用へと用途を広げる中で、日本でも災害への備えに目が向けられ始めました。
私たちは、日本人の主食であるごはんを製造するメーカーです。
非常時に、私たちの製品で、被災地で困っている人たちの“ちから”になれないだろうか。
そんな想いから、長期保存食の製造を始めることになりました。
その後、阪神淡路大震災、東日本大震災が発生しました。
食糧が不足している避難所や自治体にごはんを届けたい。被災された方々を、少しでも元気づけたい。その一心で、私たちは製造ラインをフル稼働させました。
この経験を通じて、非常食は単に空腹を満たすためだけのものではないと、改めて感じました。
食べ慣れたごはんがあること。
だからこそ私たちは、非常食を“特別な時だけの食”ではなく、日常の延長線上にある食として考えるようになりました。
■保存できるだけではなく、日常に近い食卓を取り戻すために
かつての非常食は、「保存できること」が重視されていました。
しかし、災害時の食に向き合い続ける中で、私たちは保存性だけでは十分ではないと感じるようになりました。
非常時には、水や火が使いにくい、落ち着いて調理できない、食欲がわきにくいなど、平時とは異なる状況で食事をとることになります。備蓄している食品があっても、家族が実際に食べられるか、使いやすいかを事前に知っておくことが重要です。
長期保存食に必要なのは、保存性だけではありません。
おいしさ、食べ慣れた味、食べやすさ、安心感。
私たちが培ってきた技術と製品は、長期保存性と、水さえあれば日常に近い食卓を取り戻せる簡便性によって、大事な人を守りたいという人々の願いをささえてきました。
備えておくことと、食べ慣れておくこと。
その両方があってこそ、もしもの時の食の備えになると考えています。
■誰も取り残さない食の備えへ
災害時の食は、「あるかどうか」だけでなく、それぞれの状況に合った備えになっているかも大切です。
小さな子ども、高齢の家族、食物アレルギーのある方、噛むことが難しい方など、食の備えに求められる条件は一人ひとり異なります。
私たちは、非常時であっても、ひとりひとりに目線を合わせて商品を発想し、誰も取り残さないことを大切にしています。
「大切な人を守るために、安心できるごはんを。」
この想いは、日常の食卓にも、災害時の備えにも共通しています。
■お客様から教わった、食べて備えることの大切さ
長期保存食を日常の中で食べてみることの大切さは、お客様の声からも感じています。
通信販売室に寄せられるお声の中には、備蓄していた保存食を期限前に家族で食べたことをきっかけに、再度購入した、離れて暮らす家族にも送った、といったものがありました。
また、期限が近づいた商品を食べてみたところ、おいしかったため非常時用に買い足したという声や、非常食を納戸やガレージにしまい込むのではなく、暮らしの中に置けることで忘れずに済みそうだという声もあります。
こうした声は、非常食を“しまい込む備蓄品”で終わらせず、実際に食べて、家族に合うかを確かめながら備えることの大切さを、私たちは改めて教わりました。
■9月1日「防災の日」に、家族の食卓を見つめ直す
長年、非常食に携わる中で私たちがたどり着いたのが、「普段から食べられるものが、もしもの時にも役立つ」という考え方です。
長期保存食は、災害時だけに使うものと思われがちです。
一方で、忙しい日の食事、買い物に行けなかった日の食事、子どもの長期休み中の簡単な昼食、高齢の家族のストック食、アウトドアなど、日常の中でも活用できる場面は少なくありません。
日常的に食べる機会をつくることで、味や食べ方に慣れることができますし、賞味期限切れの防止にもつながります。
9月1日「防災の日」は、非常食を買い足す日だけではなく、家族の食卓を見つめ直す日でもあると、私たちは考えています。
・家族ひとりひとりが食べ慣れている味か。
・食物アレルギーのある家族にも配慮した備えになっているか。
防災は、モノを備えることだけではありません。大切な人を想うことでもあります。
非常食を、単なる備えで終わらせない。
普段の食卓と災害時の備えをつなぎ、食を通じて大切な人を想うきっかけにする。
私たちはこれからも、長期保存食メーカーとして商品を提供するだけでなく、「普段の食卓が、もしもの備えになる」という考え方を発信し、防災をより身近なものとして考えるきっかけづくりを進めてまいります。
■関連商品・サービスについて
アルファー食品では、アルファ化米を中心とした長期保存食シリーズを展開しています。
家庭備蓄をはじめ、企業・自治体・福祉施設等の非常用備蓄、避難所、BCP対策など幅広い場面で活用いただいています。
詳細は、アルファー食品公式サイト「防災用非常食商品」をご覧ください。
https://www.alpha-come.co.jp/product/longlife.php
■会社概要
社名:アルファー食品株式会社
設立:1966年6月29日
代表者:代表取締役 林 隆史
事業内容:アルファ化米を主体とした、米加工食品の製造・販売
本社所在地:島根県出雲市大社町北荒木645番地
ホームページ:https://www.alpha-come.co.jp