エマーユ構想: 七宝焼きの可能性に、もう一度目を向けた
七宝焼きは、ガラス質の釉薬(ゆうやく)を金属に施し、高温で焼成することで生まれる豊かな色彩と、一つとして同じ表情にならない偶然性が魅力の、古代メソポタミアにルーツを持つ伝統工芸です。AIGISは、この技法が持つ色彩表現の豊かさと、一つとして同じものにならない魅力に着目し、「鑑賞する工芸」ではなく、「身につけ、自ら完成させるジュエリー」として日常に届けたいと考えました。それがエマーユリング構想の始まりです。エマーユを愛する若い感性とのものづくり
完成品ではなく、自ら完成させるジュエリー
2025年7月7日、AIGIS表参道店でエマーユリングの提供を開始しました。
エマーユリングは、完成品を販売するジュエリーではありません。お客様自身が色を選び、ガラス質の釉薬をリングにのせ、焼成することで完成します。同じデザイン、同じ色を選んでも、焼き上がりは一つとして同じものはありません。身につける時間だけでなく、自ら完成させる時間もジュエリーの価値にする。
現代の若い感性にフィットしたエマーユ
提供開始後、エマーユリングを紹介する関連動画は大きな反響を呼び、2026年3月に
この1年間で私たちが確信したのは、エマーユは「伝統工芸」ではなく、「現代の感性に響く表現方法」として受け入れられる可能性があるということでした。
進化を続ける、エマーユという表現
AIGISでは、「エマーユという表現方法を、現代の感性の中でどう育てていくか」を常に考えながら、ものづくりを続けています。その歩みは、デザインの進化だけではありません。若いスタッフの感性を取り入れた新デザインの開発、ピアスやネックレスへの
また、表現そのものも進化を続けています。より鮮やかな発色を目指した釉薬の研究・開発を重ね、提供開始当初8色だったカラーは15色へと拡充しました。
エマーユは、まだ進化の途中です。
新しい感性を取り入れながら、表現の可能性を広げ続けています。
1周年、そしてこれから
2025年7月7日にスタートしたエマーユリングは、1周年を迎えました。この1年間で私たちが実感したのは、エマーユという表現方法は、現代の感性に合わせて届けることで、多くの方に受け入れられる可能性を秘めているということです。私たちがめざすのは、エマーユが「特別なもの」ではなく、ジュエリーの選択肢としてごく自然にある。そんな未来を目指し、私たちはこれからも、若い感性を取り入れながら表現を磨き、新たな価値を提案し続けます。私たちの挑戦は、これからも続きます。