「骨折させて…ヤバいなと」元日本代表監督、仲良しの世界的名将から逃げ回ることになったW杯直前の懺悔秘話

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日本代表が初めてワールドカップに出場した1998年大会、そして2010年大会で監督を務めた岡田武史氏。



1997年のワールドカップ予選でチームが窮地に陥った際、まだ監督経験がなくコーチだった岡田氏が抜擢されて指揮官になると、苦難の末にチームを立て直して、初出場を掴んだ。



その後、病に倒れたイビチャ・オシム氏の後を引き継ぐ形で2008年に日本代表監督に復帰。2010年大会直前にチームが不振に陥ると、主力の入れ替えとキャプテン変更を断行し、決勝トーナメント進出に導いた。



その岡田氏が元日本代表MF鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルに出演。



今ワールドカップでブラジル代表を指揮したカルロ・アンチェロッティ監督との秘話を明かしていた。



岡田氏は、アンチェロッティ監督とは20年来の知り合いだそう。2010年ワールドカップ前に当時チェルシーを指揮していたアンチェロッティ監督とこんなやり取りをしていたという。



「アンチェロッティは、ユヴェントスの監督やってる時から知ってる。



あいつも若くて勝てなくてボロカスに叩かれた頃、2人で戦術論とかをやってたんだよ。今でこそすごい監督になっちゃったけど(笑)



チェルシーの監督の時に行ったら、イギリス人ばっかりで英語がうまいじゃん。俺は英語がそんなうまくないから、(イタリア人のアンチェロッティ監督としては)ちょうどいいんだよ。『来い!来い!』って、大歓迎されて。



お前、練習一緒に見行こうぜって、並んで練習を見ていて、終わったら、ドログバがちょうどいて。



『おい、ドログバ!日本代表の監督だ。お前ら大会前に練習試合するだろ』って。



ドログバはおぉーって言って、じゃあよろしくなって言ったら、闘莉王がドログバを骨折させたんだよ。



俺は南アフリカで逃げ回って…。試合の後に会わないように、やばいなって。



あれでコートジボワール勝てなかったもん、ドログバがいたら、あの時絶好調だから…」



アンチェロッティ監督が常勝軍団だったユーヴェを率いたのは1999~2001年。当時は無冠に終わったために批判に晒されたが、岡田氏と戦術論を語り合う仲だったそう。



そのアンチェロッティ監督がチェルシーを率いていた当時の大エースはコートジボワール代表FWディディエ・ドログバ。



彼は2010年ワールドカップ直前に行われた日本代表との壮行試合で田中マルクス闘莉王氏との接触で右腕を骨折。



帰化して日本代表になった7名



患部を保護して本大会に強行出場するとブラジル相手にゴールを決めたものの、チームはグループステージ敗退に終わった。岡田氏は合わせる顔がないと逃げ回っていたとか。



その4年後、アルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表は、コートジボワールとワールドカップ初戦で対戦。

本田圭佑のゴールで日本が先制したものの、36歳になっていたドログバの途中出場から試合の流れは一変し、1-2の逆転負けを喫することになった。



筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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