カナカン 人件費・物流費は社会的責任 能登復興応援で井村屋とコラボ
「能登豚肉まん」
 カナカンは7月16、17の両日、恒例の総合企画商談会を金沢市の石川県産業展示館で開催し、北陸、新潟、長野、東海各地域からスーパーなどの得意先が来場した。

 食品、菓子、酒類、日配、冷食・冷菓など3温度帯の商品・企画を中心に、生鮮3品との連動や能登復興応援企画の新商品などを提案し来場者から大きな関心を集めていた。
谷口英樹社長は開催に先立ち出展者向けに今期販売概況も話した。

 同社の26年3月期決算は、5期連続の増収増益でいずれも過去最高だったが、今期第1四半期は、売上高は6%増だが、競合激化による粗利減に加え、人件費・物流費がそれぞれ7%ほど上がっており、経常利益は約20%減と「厳しいスタート」(谷口社長)を切った。

 ただ、谷口社長は「だからといって人件費、物流費は社会的責任なので、単純な効率化ではなく、しっかりと価値ある提案をし、認められる卸としてしっかり利益を残せるように努めていく」と訴えた。

 能登復興応援企画では、井村屋とコラボしたカナカンオリジナル肉まん「能登豚肉まん」を今秋から北陸地域を中心に発売していく。100g2個入り参考売価は398円で、能登復興支援金2円を含んでいる。井村屋の直江功希常務東海支店長は「能登復興をテーマに石川県地元食材の能登豚を使用したおいしい肉まんを開発した。北陸の商品として育て、チルドまん市場のさらなる拡大につなげていきたい」とした。

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「能登豚肉まん」

 また、グループで北陸の伝統食品「かぶらずし」などを製造販売する三和食品は、人気商品「さば糀漬」の原料さばの仕入れ価格が1.6倍ほどになっていることから、にしんを糀漬けし、ゆずでさっぱり仕上げた「にしん寿司(ゆず)」を開発し、来場者に提案した。

 また、メーカー小間では509社が出展し、新商品を中心にアピールした。

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