メキシコのモンテレイで20日に行われた第2節のチュニジア代表戦は、4-0の快勝となった。
今大会、他のチームを見ると、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ/アメリカ)、フランス代表FWキリアン・エンバペ(レアル・マドリード/スペイン)、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/イングランド)ら、役者と呼ぶべき選手が結果を出している。日本代表の“エースストライカー”は、「やっぱりさすがだなと思います。刺激はありますよ」と正直に明かしたが、彼らの活躍を“特別”なものだとは捉えていないという。
「世界トップクラスの選手たちが、普段プレーしているクラブじゃなくても、当たり前のように毎試合結果を出している。それはやっぱりすごいこと」と前置きしつつも、上田は「選手のクオリティに関係なく、FWであればどの国でもそれ(ゴール)は求められていることなんですよ」と口にする。その真意について、次のように説明した。
「スター選手であろうが、有名な選手であろうが、そうでなかろうが、FWとして試合に出る以上は、チームのスコアを動かすことが仕事です。もちろん、できる・できないはあると思いますが、毎試合、チームはFWの選手に得点を期待しています」
「なので、彼らに刺激を受けている部分はもちろんありますが、FWの本質的な仕事をしているだけ。もちろん、そうした意味では理想的な仕事をしているとは言えますけど」
これらの言葉を踏まえると、チュニジア代表戦で2ゴールを奪おうも、上田が満足をしていないことは、誰の目にも明らかだろう。
ただし、上田が気を引き締めるのはこのような考え方だけが理由ではない。「チームとして何かを成し遂げたわけじゃない。僕ら目標は優勝なので」と、チームとして目指すべき場所に言及した背番号18は、「優勝することを考えると、これからも得点は求められる。逆に言うと、僕が得点できなければ、その目標は遠のいてしまう」と、毎試合、自らのゴールで勝利へ導く覚悟を言葉にする。
「次の試合も、自分が出た時間の中で、どうやって結果を残してチームを助けるかのは、常に考えてます」と明かした上田は、スウェーデン代表戦も、その先のゲームでも、ストライカーらしく、チームのために貪欲にゴールを狙う。
【ハイライト動画】上田綺世、日本代表のW杯で初の1試合2得点

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