フェネルバフチェがマルセイユの元イングランド代表メイソン・グリーンウッドの獲得に迫っているようだ。

 今夏のマルセイユ退団が濃厚と言われるグリーンウッド。
当初はジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が交渉に乗り出したローマ行きが有力視されたが、ここ最近になって同じく獲得への動きを見せたトルコ名門への移籍が迫っているようだ。

 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、グリーンウッドとフェネルバフチェは個人間で大筋合意に至っており、クラブ間においても4000万ユーロ(約74億3000万円)を超える金額のオファーに対して、5000万ユーロ(約92億8000万円)を望むマルセイユ側が譲歩する形で交渉は順調に進んでいる模様だ。

 なお、イタリアメディア『イル・メッサジェーロ』によれば、マルセイユに対して公式オファーを掲示しなかったローマに関しては、グリーンウッドの代理人を務める父親が争奪戦が見込まれる中で吊り上げたサラリーを不当なものと判断し、獲得交渉から撤退したという。

 当初、両者は年俸500万ユーロ(約9億3000万円)程度で合意に至っていたが、フェネルバフチェの参戦でその金額が年俸700万ユーロ(約13億円)に吊り上げられたことを受け、現スカッドの給与バランスを考慮した結果、その要求を拒絶。一方、トルコの名門はその金額の支払いを受け入れたようだ。

 2001年10月生まれのグリーンウッドは現在24歳。7歳からマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に加入すると、17歳の若さでトップチームデビューを果たした。翌年にはイングランド代表入りを果たすなど、“逸材”として期待されたものの、2022年に恋人への暴行容疑で活動停止に。2023年に起訴が取り下げられ、レンタル先のヘタフェで約20カ月ぶりに実戦復帰を果たしたが、マンチェスター・ユナイテッドで再びプレーすることなく、退団が発表された。

 それでも2024年夏に完全移籍で加入したマルセイユでは、背番号『10』を背負いエースとして活躍。ここまで公式戦81試合に出場し、48ゴール17アシストを記録。今季はチームが5位フィニッシュと低迷したなか、リーグ・アン16ゴールを挙げていた。

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