MUFGスタジアム(国立競技場)にJ2リーグ最多入場者数歴代2位となる5万3,973人が集結した注目の一戦は、ホームの横浜FCが3-1でジュビロ磐田を下した。磐田は3点を先行される苦しい展開となり、70分にジョアン・ヴィクトルのPKで1点を返したが、反撃もここまで。
横浜FCが開幕2連勝を飾った一方、磐田は1分け1敗となった。

 今季から磐田を率いる秋葉忠宏監督は「もちろん言いたいこと、フラストレーションが溜まることもありますけど、それすら跳ね除ける強さを身につける。そう強く思うゲームでした。一番大事なのは、ここで下を向いたり、矢印を外に向けてバラバラになること。これだけは僕が監督をやっている限り絶対にありえませんし、許しません。もう一度、自分たちに矢印を向けながら、グッとこらえてエネルギーを高めること。これだけ我々とともに戦ってくれたファン・サポーターの声援、歓声、気持ちをしっかりとパワーに変える。この苦しい状況を誰も助けてくれませんから、しっかりと自分たちで跳ね除ける。どんな状況であろうと、こういうゲームで勝ち点1、もしくは逆転まで持っていく。何があっても跳ね除ける強さを身につけたいと思いました」と試合を総括した。

 中でも秋葉監督が指摘したのは、前半の戦い方だ。「あんな腰の引けたようなフットボールするつもりは全くありませんので、前半は本当にもったいない」と振り返った。
「戦っていたのは2センターバック(ダニーロ、ユーリ・ララ)とイアゴ(テレス)くらいでした。我々が求めているフットボールではない」と力説。28分にフリーキックから失点を喫し、磐田が勢いを取り戻したのはそこからだった。

 ハーフタイムには「雷を落としました」と秋葉監督。2枚替えでギアを上げて後半に入ったが、開始早々にダニーロが島村拓弥を倒してしまい、PKの判定に。島村が倒された位置はエリアの外にも見えたが、判定は変わらず。このPKをルキアンに決められ、突き放された。また後半アディショナルタイムに藤原健介が放ったフリーキックは、ゴールラインを割ったように見えるシーンもあった。秋葉監督は際どいジャッジについて明確に言及することは避けたが「VARはありませんから、この中でも跳ね除けて勝ちまで持っていく。何かのせいにして何一ついいことはありませんし、いつまでたっても強くなりませんから」とコメント。「グッとこらえるところはこらえ、それを跳ね除けるだけの強さをどう身につけるかは、トレーニングしかないですから。寝て起きて急に強くなるわけでも、たくましくなるわけでもないので、日々どれだけ自分を律しながら高みを目指してやれるかだと思います。
そこをしっかりとやっていきたい」と前を向いた。


【ゴール動画】髙江麗央が決めた先制フリーキック



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