第20回アジア競技大会のグループE第3節が21日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)とチャイニーズ・タイペイ(台湾)女子代表が対戦した。

 大会3連覇を目指すなでしこジャパンは、初戦でタイを8-0で下すと、第2節でも再び8ゴールを叩き込みベトナムに快勝。
早々と決勝トーナメント進出が確定した。迎えた今節は同じく連勝中の台湾との対戦。引き分け以上でグループE首位通過が決まり、決勝トーナメント初戦でフィリピンと対戦する一方、敗れれば2位通過で次の対戦相手は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)となる。

 開始早々の6分、伊東珠梨からのロングボールに神谷千菜が反応し、相手DFの背後へ抜け出す。敵陣ボックス内で倒されてPKを獲得すると、これを宝田沙織が冷静に沈めてなでしこジャパンが幸先良く先制した。19分には左サイドをドリブルで突破した中嶋淑乃の柔らかいクロスに神谷が頭で合わせて追加点。神谷は3試合連続ゴールとなっている。

 その後も攻め込み続けたなでしこジャパンだが、ラストパスやフィニッシュの精度を欠き3点目は奪えず。それでも、連勝中の台湾をシュート0本に抑えて前半を終えた。

 ハーフタイムに4人の選手を入れ替えたなでしこジャパンは、51分に波状攻撃から3点目を奪う。生田七彩が相手DFライン背後の広大なスペースに抜け出し、ゴール前へラストパス。GKが触ったこぼれ球に反応した浜田芽来のシュートはブロックされたが、最後は上野真実が豪快に蹴り込みネットを揺らした。
その7分後にはパス交換で右サイドを崩し、塩越柚歩のラストパスから生田が見事なダイレクトシュートを決めて4点差とする。

 大量リードを奪ったなでしこジャパンは、主導権を握ったまま時計の針を進めていく。試合は4-0で終了し、台湾をまったく寄せ付けなかったなでしこジャパンが3戦全勝、20得点無失点という圧巻の成績でグループ首位通過を決めた。決勝トーナメント初戦ではフィリピン女子代表と対戦する。

【スコア】
なでしこジャパン 4-0 チャイニーズ・タイペイ女子代表

【得点者】
1-0 7分 宝田沙織(PK/なでしこジャパン)
2-0 19分 神谷千菜(なでしこジャパン)
3-0 51分 上野真実(なでしこジャパン)
4-0 58分 生田七彩(なでしこジャパン)
編集部おすすめ