◆札幌日経賞・リステッド(7月26日、札幌競馬場・芝2600メートル)=7月21日、札幌競馬場

 札幌競馬場に滞在中のアマキヒ(牡4歳、栗東・橋田宜長厩舎、父ブラックタイド)は明日22日の追い切りに向け、この日は角馬場で調整。山本助手は「順調です。

初の札幌で初日は元気が良かったけど、慣れました。輸送してきても心臓が落ち着いています」とうなずいた。

 前走の目黒記念は9着に敗れたが、その前の3戦は右回りの長丁場で〈2〉《1》〈3〉着。菊花賞(11着)では崩れたが、その後の成長もあり、安定感が光る。母に2010年の牝馬3冠を含む、G1・5勝を挙げたアパパネを持つ良血馬は栗東でしっかりと乗り込まれ、17日に現地入り。同助手は「今回は帰ってきてキャンター自体は乗りやすくなっています。力みがなくなっている。条件は合うと思いますよ」と初の洋芝でも期待する。

 厩舎は開業1年目ながら、先週のハンデ重賞、小倉記念・G3を格上挑戦だったゼンダンハヤブサで勝利。普段の気配から初の2000メートル戦に投入し、開業19日目にアイサンサン(ともに3月に定年解散した佐々木晶三厩舎からの転厩馬)で初の重賞タイトルを獲得した愛知杯以来、2度目の重賞Vとなった。新人調教師での重賞2勝は2位タイのスピード制覇。「勢いに乗れるといいよね(笑)」と山本助手も頬を緩めた。

本馬も3月に定年解散した国枝栄厩舎から引き継いだ素質馬だ。名伯楽から受け取ったバトンに工夫を重ね、北の大地でも勝利を積み重ねる。(松ケ下 純平)

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