◆札幌日経賞・リステッド(7月26日、札幌競馬場・芝2600メートル)

 良血ミラージュナイト(牡4歳、栗東・杉山佳明厩舎、父バゴ)に期待する。今回が転厩初戦となるが、1週前は西村淳也騎手を背に栗東・CWコースでマーチャンシップ(3歳未勝利)の内を3馬身追走。

一杯に追われてラスト2ハロン11秒1―11秒0(6ハロン84秒3)と抜群の伸びを見せ、迫力十分に1馬身半先着した。

 母は古馬になって14年エリザベス女王杯を制し、15年大阪杯では同世代の日本ダービー馬キズナを下し大阪杯を優勝したラキシス。血統背景も馬体からも成長が遅い印象だが、1週前追い切りのラスト2ハロンはともに自己ベストを計時。強い負荷にも耐えられる土台ができた上に、古馬になり雄大な馬体により風格が出てきた点に良血馬らしい成長力を感じる。

 前走の目黒記念は4着に終わったが、内の狭いところから脚を使っていた。決して悲観する内容ではなく、収穫十分のレースだった。なにより、今回の舞台は昨夏に1勝クラス、2勝クラスで楽々と2連勝を飾った札幌だ。

 0秒5差の6着だった昨年の菊花賞の内容から距離延長も歓迎。洋芝適性が高い点も心強い。当然、本命候補の一頭だ。(松ケ下 純平)

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