大相撲名古屋場所11日目(22日、IGアリーナ)

 西幕下2枚目の時不動(時津風)が勝ち越し、新十両へ前進した。東筆頭の丹治(荒汐)との突き合い、左を差した。

タイミングを見て肩すかしで転がした。「落ち着いていけた」。土俵下で見守った師匠の時津風親方(元幕内・土佐豊)には「いつもどおりやれば大丈夫」と助言を受けた。支度部屋に戻る途中に両手を握って喜びをかみしめた。

 静岡・焼津出身の中学横綱。19年春場所に初土俵を踏んだ。20年名古屋場所で新幕下。22年名古屋場所では幕下Vと順調に番付を上げたが、ここからが長かった。先場所吉井から改名し今場所は自己最高位となった。「ケガもあったし、応援に応えたかった。やっと上位で勝ち越せた」。静岡から十両昇進すれば22年春場所の熱海富士以来。

「まだある。緩めてはいけない。次が大事」と引き締めた。

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