陸上の全国高校総体が30日から来月5日まで滋賀・平和堂HATOスタジアムで行われる。男子800メートルに浜松北の神谷幌(あきら、3年)が出場。

165センチの小柄なランナーは「出るからには優勝を目指して走りたい」と、高い目標を設定した。

 県総体では、2位に4秒以上の大差をつけて圧勝した。昨年は東海総体準決勝で苦杯をなめたが、今年は東海3位で全国切符を手に入れた。今春は宮崎で行われたU19全国合宿に参加。4泊5日で同世代の選手と生活を共にして大きな刺激を受けた。「普段一人での練習が多いけど、速い選手と強度が高い練習が出来た」。高校トップのレベルを肌で感じるとともに、より向上心が芽生えた。

 本番に向けて順調だ。今月11日の県選手権の予選3組では、社会人や大学生らにまじって従来の記録を0秒44上回る1分51秒20の自己ベストをマーク。全国総体を見据え、決勝は棄権したが、手応えをつかんだ。

 今年の総体は熱中症対策で昼間の時間帯を回避。例年の5日間から7日間に変更され、夕方からスタートとなった。

「昼間より走りやすいけど、体内時計を夜型にしないと」。県内屈指の進学校で勉学でも上位にいる神谷が、全国の舞台で疾走する。(塩沢 武士)

 ◆神谷 幌(かみや・あきら)2008年8月29日、浜松市生まれ、17歳。小4の時、陸上を始めた。蜆塚中3年の時に、400メートルで全国中学選手権に出場。165センチ、63キロ。家族は両親。

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