卓球 ◇WTTチャンピオンズ横浜 第3日(6日、横浜BUNTAI)

 男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク3位で第1シードの松島輝空(そら)が同13位のアナス・リンド(デンマーク)を3―0で下し、準々決勝進出を決めた。

 驚異の粘りを見せた。

第1ゲーム(G)は8―10からの3連続得点で奪取。第2Gは出足で1―7と突き放され、7―10で先にゲームポイントを握られたが、怒とうの5連続得点で逆転し、第3Gも取り切った。「最近は挽回勝ちが多くて、自分の中でも常にできると思いながらプレーしている。負けていても精神面を安定させながら、一球ずつ粘り強くできている」と勝因を振り返った。

 7月の米国スマッシュを日本勢で初制覇し、世界ランクで自己最高3位に浮上した。成長著しい19歳は国民的人気キャラクターからも熱視線を浴びた。取材エリアでは今大会、コート上で活動しているポケモンのピカチュウが珍しく待ち構え、インタビューに応じる姿を見守っていた。存在感は際立っていたが、松島は「(見ていたことは)いや、分からなかったです」とサラリと受け流し、準々決勝に視線を向けた。

 第1シードとして臨む今大会はチャンピオンズ2勝目が期待される。「今の調子は30%ぐらい。自分の中ではまだまだ全然。50%、60%と上げていけるようにしたい」と現状を冷静に分析。

「しっかりとまたいい準備をして、次の試合に向けて頑張っていきたい」と表情を引き締めた。

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