◆テニス ▽全米オープン第2日(31日、米国・ニューヨーク)

 【ニューヨーク31日=吉松忠弘】女子シングルス1回戦で、世界ランキング373位の伊藤あおい(SBCメディカルグループ)が3度目の4大大会本戦でも初の勝ち星を逃した。同93位のオクサナ・セレクメテバ(スペイン)に2-6、4-6のストレート負けを喫した。

 伊藤は、ひざを曲げず、棒立ちで、フォアも逆回転のスライスを主に展開。かと思えば、突然、ネットに出たり、カウンターを打ったりと、自称「へにょへにょテニス」で、昨年、世界に打って出た。

 モントリオールやシンシナティの4大大会に次ぐマスターズ大会で、予選を勝ち上がり3回戦に進出。世界9位に勝ったり、伊藤の「へにょへにょテニス」のわなにはまる選手が続出した。

 しかし、昨年8月の全米以降、腰椎分離症で、実戦から離脱。今年3月に復帰したが、昨年のような勢いは影を潜めている。「筋トレするぐらいならテニスをやめる」というトレーニング嫌いで、復帰後は、やはり課題の体力の面で苦労しているようだ。

 また、プレースタイルの特異性から、慣れられると対応されてしまう。1回戦の相手も、8月のトロントの予選1回戦で、フルセットで勝っていた。しかし、2度目の対戦で雪辱を許す形となった。

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