10月7日にスタートする女優・石原さとみが主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ「ポリティカルパン」(水曜・後10時)のポスタービジュアルが21日に初公開。さらに、音楽を劇伴界の最高峰・岩崎太整氏が担当することが発表された。

 同作は、石原演じる女ルパン・如月弥生(きさらぎ・やよい)が政界に潜り込み、ダークな政治の金を奪い取る、金も心も盗み盗まれの怪盗エンターテインメント。脚本は、TBS系「逃げるは恥だが役に立つ」(2016年)や、同局系「アンナチュラル」(18年)、「MIU404」(20年)など大ヒット作を手掛けた野木亜紀子氏。石原とは、「アンナチュラル」以来8年ぶりのタッグとなる。

 今回公開されたポスタービジュアルを手掛けたのは、NHK「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」(22年)や映画「大長編 タローマン 万博大爆発」(25年)の監督・脚本をはじめ、多くのアーティストのMVや広告など数々の独創的な作品で国内外の賞を受賞し、海外でも高い評価を得ている映像作家・藤井亮氏。圧倒的なスケール感のある「札束プール」が目玉で、莫大な政治の金を札束プールに見立てて、紙幣をあえて鮮やかな赤に染め上げることで、まるで舞い散る花びらのようにも見え、美しさとお金の恐ろしさが共存する抽象的かつエッジの利いたビジュアルとなっている。

 藤井氏は「やはり根っこにあるのは“お金”の物語なので、あれこれ考えているうちに、ふと頭に浮かんだのが“札束風呂”でした。もちろん、そのままやれば成金感満載で、ギャグ寄りの生々しい絵になってしまう。でも、これをもっと壮大にして、華やかさと、このドラマの持つスケール感を同時に出せないか。そう考えて提案したのが、今回の“札束プール”のビジュアルです。国の隠れた莫大(ばくだい)な金が、そっくりそのままひとつのプールに流れ込んだような世界。その中で、それぞれのキャラクターが“お金”というものにどう向き合うのか。表情やポーズからいろいろ想像しながら、ドラマへの期待を膨らませてもらえたら嬉(うれ)しいです。

今回はキービジュアルだけでなく、オープニング映像や小道具の一部など、作品のさまざまな部分に関わらせていただきました。野木さんの脚本と、素晴らしいキャスト・スタッフの皆さんが作るこの世界の一端を担えたことを、とても嬉しく思っています」などとコメントした。

 さらに音楽は劇伴界の最高峰・岩崎太整氏が担当。岩崎氏は映画「モテキ」(11年)で第35回日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞し、映画「竜とそばかすの姫」(21年)では第45回日本アカデミー賞最優秀音楽賞および、第36回日本ゴールドディスク大賞サウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど活躍している。岩崎氏は「野木亜紀子さんの脚本は、作品ごとに千変万化しながらも、常に秘匿された真実を探り続けているように感じます。時に軽妙に、時に重厚に、人々が見落としたり、気づかないふりをしたりするような暗がりを丁寧に照らし、その存在を伝える。 “物語”が本来的に担うべきものを、いつもあらためて気づかせてくれます。野木さん、北野プロデューサー、高野舞さんをはじめとする演出陣、そして素晴らしい俳優の皆さんが、試行錯誤を重ねながら手探りで辿(たど)り着いた新しい物語に、音楽でほんの少し彩りを添えられることを、とても幸せに思います」などとコメントした。

 ドラマには石原のほか、高橋一生、河合優実、寛一郎、川西拓実(JO1)、草刈正雄渡部篤郎らも出演する。

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