ゲストは、住友生命保険相互会社 上席執行役員 データマーケティングオフィサー 工藤 征夫(くどう・いくお)さん。住友生命は、万が一に備える保険の枠を超えた新たな価値づくりに取り組んでいます。

今回は、「拡・保険(かくほけん)」の考え方や健康増進プログラム「Vitality」、そして住友生命が目指すウェルビーイングの未来についてうかがいました。

「万が一」の先にある、 あたらしい保険のかたち

西田 住友生命といえば、だれもが知っている生命保険会社です。改めて、どのような歴史をお持ちなのでしょうか?

工藤 907年に創業した、「日之出生命」がルーツなんです。100年以上の歴史があります。

西田 長い歴史ですね。

工藤 創業以来「保険を通じてお客様の人生を支え、社会に貢献する」という想いを大切にしてきました。現在は、社会への貢献と企業の成長の両立を目指しています。

西田 近年は「ウェルビーイング」を掲げていらっしゃいますが、住友生命ではこの言葉をどのように考えているのでしょうか?

工藤 保険の本質は、万が一の際の安心を支えることです。そのうえで、日常の接点を通じて、お客様に「いい時間」や「価値」を感じていただくことも、「ウェルビーイング」につながると考えています。

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西田 たしかに。保険というと、これまでは「万が一に備えるもの」というイメージが強かったです。

工藤 そうなんです。「こんなときに保険金が出ますよ」「お変わりありませんか」といったご案内を含め、日常的にお役に立てるサービスを広げています。

西田 そこで出てくるキーワードが、「拡・保険(かくほけん)」ですね。

工藤 はい。万が一を支えるのはもちろん、それ以外の領域にも価値を広げ、保険の本質そのものを拡張していきたいと考えています。

西田 これまでの枠組みを超えるとなると、忙しくなりそうですね。

工藤 はい、非常に忙しいです(笑)。

健康づくりを「続けたくなる」仕組み

西田 そこで生まれたのが、あたらしいサービス「Vitality(バイタリティ)」ですね。これはどのようなサービスですか?

”ウェルビーイングといえば住友生命”へ。保険の価値を日常まで広げる“拡・保険”

工藤 「Vitality」は、お客さまの日常に寄り添い、健康増進を応援する保険です。運動や健康診断などでポイントが貯まり、その達成度に応じてさまざまな特典を受けられます。

西田 それはおもしろいですね。

工藤 さらに年1回の判定で、頑張った分だけ保険料が下がっていきます。

西田 健康への取り組みが、実際の保険料にも反映されるのは画期的ですね。

工藤 手前味噌ですが、革新的な保険だと思っています。

西田 実際にアプリの画面を拝見すると、ゲーム感覚でたのしめそうです。

工藤 1週間の歩数目標などを達成すると、毎週ルーレットに挑戦できます。スターバックスのドリンクチケットやナッツ、グリーンスムージーなどの特典が当たる仕組みです。

西田 (実際にルーレットを回して)スタバのチケットが当たりました!

工藤 おめでとうございます! 実はこれ、ハズレが入っていないんです。運動の成果が、健康づくりを続けるモチベーションにつながればと考えています。

西田 運動の測定はどのように行うのですか?

工藤 歩数が中心ですが、スマートウォッチなどで測った心拍数からもポイントが獲得できます。しっかり運動した分もカウントされる仕組みです この「Vitality」は2018年に発売し、今では会員数が240万人を超えました。

西田 保険を意識するのではなく、自分の健康をたのしく考えるきっかけになる。だからこそ、240万人もの方に支持されているのですね。

一人ひとりの人生に寄り添うウェルビーイングへ

西田 それでは最後に、住友生命の今後の展望を教えてください。

工藤 「ウェルビーイングといえば住友生命」と言われる存在を目指しています。まだ世の中に浸透しきっていないウェルビーイングの価値を、サービスを通じて提案し、理解を深めていきたいです。

”ウェルビーイングといえば住友生命”へ。保険の価値を日常まで広げる“拡・保険”

西田 ここで言うウェルビーイングは、単なる病気対策ではなく、生活習慣や資産形成、そして心の充実も含めた、人生そのものの豊かさを指しているんですね。

工藤 おっしゃるとおりです。なかでも心の健康はとても重要だと考えています。身体や資産、社会とのつながりも含め、一人ひとりにとってのウェルビーイングを支えていきたいです。

”ウェルビーイングといえば住友生命”へ。保険の価値を日常まで広げる“拡・保険”

(TBSラジオ『見事なお仕事』より抜粋)

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