実は生まれはコロンビア メキシコ代表キニョーネスが開幕戦で先...の画像はこちら >>

大会ファーストゴールを挙げたキニョーネス Photo/Getty Images

メキシコ代表勝利の立役者

2026年ワールドカップ開幕戦で南アフリカ代表を2-0で下したメキシコ代表。その勝利の立役者となったのが、アル・カーディシーヤ所属のFWフリアン・キニョーネスだ。



コロンビア生まれのキニョーネスは、前半9分に貴重な先制ゴールを記録。試合の主導権をメキシコ代表にもたらす一撃となり、その後フラム所属のFWラウール・ヒメネスが追加点を決めて開幕戦勝利に貢献した。

現在29歳のキニョーネスはコロンビア出身だが、プロキャリアの大半をメキシコで過ごしてきた。アトラスやクラブ・アメリカでリーグ優勝を経験し、メキシコ国内でスター選手へと成長。その後、メキシコ国籍を取得し、代表選手としてプレイする道を選んだ。『MARCA』が報じている。

かつて本人は、メキシコ代表を選択した理由について「家族を築く機会や安定した生活を与えてくれた国に恩返しをしたかった」と語っている。コロンビア代表入りの可能性もあったが、最終的にメキシコ代表でのプレイを決断した。

そんなキニョーネスの人生は決して平坦ではない。コロンビア南部のマグイ・パヤンで生まれ育った同選手は、武装勢力による紛争や治安問題の影響を受ける地域で幼少期を過ごした。

転機となったのは「Fútbol Paz(フットボール・フォー・ピース)」と呼ばれる社会支援プロジェクトへの参加だった。サッカーを通じて若者に新たな人生の道を示す取り組みで、15歳だったキニョーネスは関連クラブのセレクションに参加。
テストマッチで4ゴールを決める圧巻の活躍を見せ、一気にプロへの道を切り開いたという。

その後はメキシコで才能を開花させ、帰化選手としてワールドカップの舞台に立つまでに成長。そして迎えた2026年大会開幕戦では、自身にとってもメキシコ代表にとっても歴史に残るゴールを決めた。

壮絶な環境から這い上がり、メキシコ代表のユニフォームを身にまとってワールドカップの舞台で結果を残したキニョーネス。今大会でさらなる活躍を見せることができるだろうか。

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