EURO2024では準優勝だったのに、ベリンガムは「チームの...の画像はこちら >>

EURO2024決勝で敗れて落ち込むベリンガム photo/Getty Images

タレントは豪華なのだが……

頂点には届かなかったが、イングランド代表はEURO2020とEURO2024で準優勝の成績を収めた。タレント力は世界トップクラスであり、今回の2026W杯北中米大会でも優勝候補の一角に挙げられる。



ただ、EURO2024まで続いたガレス・サウスゲイト体制では戦い方が退屈といった批判もあった。EURO2024も決勝まで辿り着いたが、その戦いぶりは不安定だった。

あの大会で何度もチームを救ったのがレアル・マドリードMFジュード・ベリンガムだ。最大のハイライトはベスト16のスロバキア戦で、0-1とリードを許していた後半アディショナルタイムにバイシクルシュートで同点弾を記録。あれがなければイングランドは負けていただろう。

『ESPN』によると、ベリンガムは当時のチーム状況が良くなかったと素直に認めている。チーム内の空気も盤石ではなかったようで、複雑な準優勝だったと振り返る。

「EUROではピッチ外でいくつか間違ったところがあったし、チームの結束力が十分ではなかったと感じている。プレイが良くなかったから、勝っても本来の喜びを得られなかった。(スロバキア戦は)あの時を鮮明に覚えている。あれは酷い状況だった。思い出すと心地が悪くなるよ。
チームのプレイは良くなかったからね。子供の頃にW杯やEUROを見ていて、本来なら負けるはずのないチームに負けるところを何度も見てきた。『ああ、自分もそういう瞬間に立ち会うことになるのか』と思ったものだ」

タレント力は豪華なだけに、今大会でもイングランドのカギは戦術の整備とチームワークの向上となるだろう。トーマス・トゥヘル体制となった現チームではベリンガムでもスタメンが保証されているわけではなく、アストン・ヴィラで絶好調のMFモーガン・ロジャーズの方が序列で上との見方もある。

しかしベリンガムはロジャーズとの競争も歓迎していて、良い空気感があることをアピールしている。

「彼は人間としても素晴らしい。誰とでも上手くやっていけるしね。ただ、ちょっと声が大きいんだ。議論が口論に発展することもあるけど、兄弟みたいに仲は良いよ。彼が出場し、僕が出場しない場合でも、何の悪感情も抱かないよ」

果たして今回こそは上手くチームが機能するのか。タレント力を活かし切れない戦いも多かっただけに、今回こそは100%の力を出し切るイングランド代表が見たいところだ。

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