FIFAは本当に半自動判定を導入したの!? なぜ見せないのか...の画像はこちら >>

スイスMFフロイラーがGKに倒されPKとなった Photo/Getty Images

疑惑のオフサイド判定が

 ついに開幕した北中米W杯。すでにグループリーグのいくつかの試合は終了し盛り上がりを見せているが、ひとつの疑問が生じている。



 FIFAは大会開幕にあたり、オフサイドの半自動判定技術を導入したと発表していた。毎秒50枚の静止画で選手の動きを追跡し、より正確な判断を下すために、すべての選手のアバターも作成したという。選手が10cm以上オフサイドになった場合、副審に対してリアルタイムでアラートが送信され、これによりオフサイドディレイをかけることなく瞬時にオフサイドの判定をすることができるということだった。

 しかしグループBのカタール×スイスの試合が物議を醸した。スイスがPKで先制したのだが、そのPKはスイスのMFレモ・フロイラーがカタールGKマフムド・アブナダに倒されたことによって与えられたものだった。しかしフロイラーは、その直前のシーンでオフサイドポジションにいたと思われるのだ。

 オフサイドと判定されていれば、もちろんPKはなかったはず。元イングランド代表DFガリー・ネビル氏はこのシーンとFIFAが主張する半自動判定に対し、疑問を呈している。

「なぜ見せてくれないんだ? 前回の大会では見せてくれたのに。ファンはそもそもFIFAとそのテクノロジーを信用していない」

「これほど不信感を抱いているのに、なぜ私たちに見せないのか。これは独裁政治だ。データを内部で保持してファンに見せないなんて、まったく馬鹿げている」

 この試合までで、アバターやCGを用いて放送内でオフサイドの判定を明示したシーンは皆無だった。
FIFAは本当に彼らが喧伝したような技術を導入しているのか疑問が生じていると『Daily Mail』は伝えている。

 なおFIFAは当該のシーンについて「一時的な技術障害」によってグラフィックが生成されなかったと発表している。

※電子マガジンtheWORLD318号、6月16日配信の記事より転載


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