レアル加入目前のディオマンデ “数々の苦しい経験”を知る恩師...の画像はこちら >>

レアル移籍寸前とされるディオマンデ Photo/Getty Images

巨大な存在となっていくディオマンデ

レアル・マドリード加入が目前とされるRBライプツィヒのコートジボワール代表FWヤン・ディオマンデ。移籍金は1億ユーロを超えているといい、この19歳の少年に対する期待の大きさがうかがわれる。



今夏の移籍市場でもっとも大きな取引の1つとなりそうだが、スペイン『as』は、わずか1年半前にはディオマンデを取り巻く状況はまったく違ったものだったと振り返り、レガネスのディレクターであるチェマ・インディアス氏にインタビューを行っている。

ディオマンデはレガネスのBチームに所属していたが、そこに至るまでにも数々のトライアルに落ち続けてきたという。

「ディオマンデの周りにいた私たち全員が、おそらく手柄を主張したがるだろうが、手柄は彼自身に帰するべきだ。彼が経験してきたすべてのことを考えるとね。彼はわずか19歳で、非常に苦しい経験をしてきた。多くの国に行き、イングランドを含む多くのクラブのトライアルを受けたが、居場所を見つけることができなかった」

「最終的に彼はレガネスにたどり着いた。彼は10月か11月に契約したが、ビザの問題で母国に帰国したため、3月までここに戻ることができなかった。彼は最初にリザーブチームで2~3試合に出場したが、私たちはすぐに彼の潜在能力に気づいた」

最初は言葉もわからなかったというディオマンデ。彼をサポートしたのは、同じような境遇を経験したMFセイドゥバ・シセだったという。ディオマンデはシセと親しくなり、練習場で寝食をともにし、やがてライプツィヒへのステップアップを勝ち取ることになる。

インタビューでは同じくレアルへの移籍が取り沙汰されていたバイエルン・ミュンヘンFWマイケル・オリーセを引き合いに出し、ディオマンデは同じレベルに近づいているかと問われている。インディアス氏は次のように答えている。


「彼の年齢では限界がわからないが、他の選手がずっと長い時間をかけて到達するようなステップをすでに踏んでいる。結局のところ、人々はテレビで見るようなサッカー選手を覚えているが、私は人間としての彼を覚えている。人間を大切にすれば、パフォーマンスも向上する」

「オリーセは世界的な現象だが、メディアでの存在感という点ではヤンも彼と同等で、しかもさらに若い」

インディアス氏はディオマンデの得点能力を信じているとも語った。厳しい目にさらされるレアル・マドリードという環境で、彼はその力を発揮することができるだろうか。

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